2007年7月09日
子供服がバレンシアを席巻

Ágatha Ruiz de la Pradaのスタンド
概 要:
出展社数: 5.742
展示面積: 6.000㎡
会場: Feria de Valencia
コンタクト:
Avenida de las Ferias, s/n
46035 Valencia
Tel.: (+34) 902 747 210
http://www.feriavalencia.com/fimi
次回日程:
2008年1月11日-13日
第65回FIMIには6,247名の業界関係者が来場し、このうちポルトガル、イタリア、フランス、イギリスを中心とした海外からの来場者が8%に及びました。今回、08春夏コレクションを発表したブランドは合計247でした。
子供用水着
水着は7月に開催されるFIMIで最も注目を集める展示の一つです。クラシックなブランドとしては、ドローレス・コルテス(Dolores Cortés)のDCキッズ(DC Kids)が出展しました。今回は、現在第10回テネリフェ・モーダのイベントを開催しているカナリア諸島のテネリフェからも大規模な出展がありました。その中心的なデザイナーの1人がマリナ・エルナンデス(Marina Hernández)ですが、子供向けの水着としておなじみだったクラシカルな色彩と素朴な美しさは影を潜め、大人用の水着をモデルとしたデザインが多用されていました。1994年に設立された同社は、イギリス、ポルトガル、南アフリカで事業を展開しています。

DC Kids

Marina Hernández

Oh Soleil
テネリフェから来たもう一つのブランドとして、2000年に設立されたオー!ソレイユ(Oh! Soleil)はFIMIに最も陽気な水着を持って来ました。プロバンス、インド、フラメンコ、アーバン等の非常に幅広い文化からインスピレーションを受けたこのブランドは、ワンピース型水着、ビキニ、パレオ、ボクサーパンツ、ニッカーズの明るく国際的なセレクションを出展し、ポルトガルとイタリアではすでに販売されています。
ロマンチックな子供時代
多くのブランドが幻想的でロマンチックな子供服を追求しました。世界的な進出がめざましいオルテンシア・マエソ(Hortensia Maeso)のルビオ・キッズ(Rubio Kids)は、「ノスタルジアを感じるファッション」のスローガンに沿ったフォーマルコレクションを発表しました。ベージュとパステルカラーの色調、花柄、フリル、ひらひらと回るスカートは、子供達がよそ行き着を着ていた頃を彷彿とさせます。シルクを使い、メタリックとプラスチックも使って仕上げた最先端のスタイルは贅沢感を醸し出していました。

Rubio Kids

Victorio & Lucchino Junior

Pan con chocolate
ビクトリオ&ルッキーノ・ジュニア(Victorio & Luchino Junior)がコットンコレクションで見せた繊細なプリントは、新しいパターンデザインと手の込んだ仕上がりになっており、ファンの期待を裏切りませんでした。
アウル・モーダ(Haur Moda)社が所有し、カルメン・イススキサ(Carmen Isusquiza)が設立したパン・コン・チョコラテ(Pan con chocolate)は、ベビー、ボーイズ、ガールズのコレクションを発表しました。ベビー用では流行に左右されない、いろいろなシーンで着られるパステル調の服と、明るいコントラストの効いたカラフルな服の2種類が展示されました。女の子用はウェスト部分に刺繍を施した白のとても素敵な透けたドレス、男の子用にはカジュアルなアーバンスタイルが提案されました。
飛び散る色彩
最もカラフルだったのがアガタ・ルイス・デ・ラ・プラダ(Ágatha Ruiz de la Prada)で、オレンジ、黄色、赤、ピンクといった暖色系のセレクションが発表されました。大きな花柄や星、ハートのデザインが特徴で、パターンカットの念入りさが現れていました。
トゥク・トゥク(Tuc Tuc)の08春夏コレクションの新商品はシルコ(Circo)の新しいバージョンで、シルコ・ソフト(Circo Soft)と名付けられたシリーズです。ライオンやキリン、ゾウはこのブランドのマスコットとして健在でしたが、今回はブルーとピンクの淡い色彩でした。

Ágatha Ruiz de la Prada

Tuc Tuc

Foque
フォケ(Foque)は男の子向けのFQ62の新製品の初公開の場としてFIMIを選び、すでに既製服、タイツ、ソックス、靴のコレクションを発売しました。このスタイリッシュで自然な新シリーズには、コーディネート用のポロシャツ、Tシャツ、ジャケット、セーター、ズボンが用意されています。若手デザイナーのピラール・ロペス(Pilar López)がデザインしたこのシリーズは、マリンルックの影響を受けたFQ62クラシックと、ストライプやチェック、クールなプリントを取り入れた独創的なPQ62カジュアルの2種類のラインがあります。
最近、いくつかのアラブ諸国に進出したトゥット・ピッコロ(Tutto Piccolo)は、白やパステル調のトリコット、ピケ、コットンを使用してとても気持ちの良い肌触りの、着心地の良いコレクションを発表しました。
最高のフットウェアが前進
FIMIではフットウェアのブランドも目立ちました。クキート(Cuquito)が発表した08春夏コレクションにはさまざまなスタイルが見られました。ビンテージ、クラシック、パーティーライン、白、淡褐色やパステルカラーなど、すべてに目新しさがあり、中央でボタン留めするバーシューズなどが見られました。クキート・ラグゼ(Cuquito Luxe)は小さな金ボタンと本物の真珠 の留め具がキラキラと光り、カジュアルではベビー用にモノグラムを用いたスタイルを採用し、クキートとプリントした刺激的なデザインを採用しました。人気のあるメノルカ島のアバルカサンダルもサニー(Sunny)シリーズで新しくなり、サテンのリボンが際立っていました。家のまわりで履くためのクキート・ソフト(Cuquito Soft)は履き心地が良くてしなやかなスリッパを展示しました。バレンシアの有名なバイオメカニクス・インスティテュートがデザインしたもので、どのように足を動かしても非常に動きやすいという特徴があります。

Cuquito

Calzados Eli

El Caballo Bebé
カルサードス・エリ(Calzados Eli)はエリ(Eli)、クカダ(Cucada)、パパナタス(Papanatas)、エリ・ドライバー(Eli Driver)のブランドを展開するメーカーで、FIMIでは多数の商品を発表しました。1957年に設立された同社は毎年25万足もの靴を製造しており、香港、韓国、パナマ、ドミニカ共和国、ロシア、EUで事業を展開しています。
エル・カバージョ・ベベ(El Caballo Bebé)はアンダルシアの老舗企業が発表したベビー向けアクセサリの新シリーズです。母親向けの明るい色調のキャリーコットやバッグは一流の品質を追求した商品です。
FIMI ファッションショー
FIMIでは熱い期待が寄せられていたファッションショーが再び実施され、今回は3つのセクションに分かれての開催となりました。最初の水着部門ではDCキッズ、オー・ソレイユ、マリナ・エルナンデスのデザインによる水着が発表されました。これに続いて行われた「マジック・ディ」では、バルカローラ(Barcarola)、パキ・バロソ(Paqui Barroso)、ブギ・ブギ(Bugui Bugui)が花嫁付添用やその他のセレモニーウェアを発表しました。最後に伝統的な「FIMI ファッションショー」が行われ、アガタ・ルイス・デ・ラ・プラダ、AKRキッズ(AKR Kids)、ラランジンハ(Laranjinha)、ルルド(Lourdes)、ミニ・ア・トゥレ(Mini a Ture)、パン・コン・チョコラテ、ルビオ・キッズ、トゥク・トゥク、トゥット・ピッコロ(Tutto Piccolo)といったスペインをはじめとした世界のブランドのコレクションを見ることができました。今回、ファッションショーのデザインはバレンシアで開催されたアメリカス・カップからインスピレーションを受けました。その場所となった中央ホールはショーで最大の注目を浴びました。

Paqui Barroso

Bugui Bugui

Barcarola
バレンシアでは2008年1月11日から13日に、次のFIMI トレードショーが開催される予定です。
展示会の写真: トミ・ペルス(Tomy Pelluz)
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