2010年2月11日
イベルホヤ、ビステックス、ユーロビジュー、2010/11秋冬トレンドの舞台

アルギオールのブース
概要:
出展社数: 280 (Iberjoya), 350 (Bisutex), 44 (Eurobijoux)
展示面積: 7,000㎡ (Iberjoya), 9,621㎡ (Bisutex), 1,735㎡(Eurobijoux)
会場: Feria de Madrid
コンタクト:
Feria de Madrid (IFEMA)
28042 Madrid
Tel.: +34 91 772 30 00
iberjoya@ifema.es
次回日程:
2010年9月09-13日
2月はマドリードにトレンドがあふれる月です。シベレス(マドリード・ファッションウィーク)を数日後に控えて、マドリード国際見本市会場では、次のシーズンに向けたジュエリーとアクセサリーのトレンドが勢ぞろいする見本市、IBERJOYAイベルホヤ(国際ジュエリー・シルバー・ウォッチおよび関連産業展)、BISUTEXビステックス(ファッションジュエリー・アクセサリー見本市)、そしてEUROBIJOUXユーロビジューが開催されました。その一方で、この会場の他のホールでは、2010/11秋冬シーズンに向けた最新プレタポルテコレクションが勢ぞろいするマドリード国際ファッションウィーク(SIMM)が開催されました。
イベルホヤ、スペインの香りをまとった魅力
豪華さを体験したいということであれば、ダマソ・マルティネス(Dámaso Martínez)のブースを訪れてみてください。今回は、かなり若い世代をターゲットとするコレクションにおいて、色鮮やかな宝石を用いています。ルビー、ブラックダイヤモンド、ホワイトダイヤモンドが三位一体となって豪華さとカジュアルさを兼ね備えた魅力を放っています。また、このジュエリーブランドはさまざまな色合いのムーンストーンとコーラルを組み合わせて優美な夏のデザインを完成させています。

ダマソ・マルティネス

ダマソ・マルティネス

ダマソ・マルティネス
アルギオール(Argyor)が用意している輝きあふれるコレクションにおいても、色彩がベースとなっています。ゴールドにブラック、ホワイト、ピンクのストーンをはめこんだデザインでは最適な重さを実現するテクノロジーを活用しています。頭足動物からインスピレーションを得た、表面に筋がたくさん入ったXXLサイズのジュエリーでは、ピンクゴールド、ホワイトゴールド、イエローゴールドにブラックエナメルやダイヤモンドを組み合わせて、夢のような世界を演出しています。

アルギオール

アルギオール

アルギオール
ベルナット・ルビ(Bernat Rubí)は、ゴールドやシルバーをあしらったレザーのブレスレットなどのユニセックスなコレクションにおいて、カジュアル感の強いラグジュアリーを追求しています。いっそう洗練されたモノトーンのラインでは、ブラックダイヤモンドとホワイトダイヤモンドを組み合わせたミニマリストなデザインがそろいます。今年新登場したのは、小さなゴールドのチェーンやチャーム付きのブレスレットがそろった赤ちゃん向けのラインで、小さな子供たちの世界をイメージさせています。

ベルナット・ルビ

ベルナット・ルビ

ベルナット・ルビ
アズ&アズ(As&As)は、ハート形などのロマンティックなフォルム をベースにゴールドやブラックの大きなパールを互い違いにつないだ 印象的なネックレスのセレクションを紹介しています。また、このコレクションでは、ホワイトゴールドやピンクゴールドのジュエリーで直線的なフォルムを実現しています。

アズ&アズ

アズ&アズ

アズ&アズ
ビステックス、2011年冬に向けたXXLサイズのアクセサリー
イベルホヤと同時開催されているビステックスでは、ファッションジュエリーが紹介されています。ここでも、他の特色あるデザインと並んで、大きなサイズのデザインがトレンドとなっています。
ホルヘ・レビーリャ(Jorge Revilla)のブースでは、「ビッグ」がテーマとなっており、ペンダントのチェーンからブローチに至るまで、すべて大きなサイズに仕上がっています。アクアマリンやパールのテクスチャーが魅力のブレスレットでは天然石が彩りを添えており、よりシックなシリーズでは、最高の仕上げをほどこしたシルバーとダイヤモンドのデザインがそろいます。

ホルヘ・レビーリャ

ホルヘ・レビーリャ

ホルヘ・レビーリャ
ジョイ・ダルト(Joi d’Art)とエレナ・カンセル(Elena Cáncer)のコレクションにおいても、サイズと個性が際立っています。ジョイ・ダルトは、フォルムや質感を鉄のスクラップに似せた工業的なデザインに加え、入念にたたいて形作ったブレスレットなどにも取り組んでいます。
アガタ・ルイス・デ・ラ・プラダ(Ágatha Ruiz de

ジョイ・ダルト

ジョイ・ダルト

アガタ・ルイス・デ・ラ・プラダ
一方、いつもどおりのスキルを発揮するエレナ・カンセルは、錆びた真ちゅうにスペインのジュエリー職人たちが手作業で色付けや光沢仕上げをほどこした大ぶりのジュエリーを用意して、さらなるサプライズを届けています。エレナ・カンセルをいつも愛用するシンガーのシャキーラのように現代社会で闘う人々のために創られたアクセサリーのなかで目を引くのは、クリーム 色のエナメルでコーティングされたスタッズやチェコ・クリスタルです。彼女が手がけるメッシュのビブネックレスや個性的なスプリング、フリンジは、価値ある回顧展において間もなく紹介されます。

エレナ・カンセル

エレナ・カンセル

エレナ・カンセル
ウノ・デ・シンクエンタ(Uno de 50)は、スコットランド人の小説家、ロバート・ルイス・スティーヴンソンへの強い敬意を表し、太平洋の海底の財宝やフォルム、色彩などからインスピレーションを得たコレクションを発表しました。レザーのディテールはヤシの木の茎を思わせ、グリーンやブルーの樹脂は透明な輝きの水を思わせます。また、海賊の宝箱から見つかったかのような古いコインやメダルなどもあります。今回新登場したのは、ブランド初の子供向けコレクションで、母親と子供用におそろいのデザインをそろえています。クリエイティブ・チームは、花やハート、魚、鍵、南京錠などをかたどったチャームのついたカラフルなビーズのブレスレットなど、さまざまなデザインを2種類のサイズで創り上げました。

ウノ・デ・シンクエンタ

ウノ・デ・シンクエンタ

ウノ・デ・シンクエンタ
クロシェ(Croxé)は、旅行の世界のモチーフをふんだんに取り入れた「ボヤージュ(Voyage)」コレクションを発表し、今回のビステックスにも個性的な雰囲気を添えています。クロシェのブースでは、スワロフスキー・クリスタルをあしらったスチール製の飛行機や、車や信号のモチーフなどが飾られたフェルトのブローチがともに目を引きます。

クロシェ

クロシェ

クロシェ
イトゥルメンディ&キロス(Iturmendi & Quirós)は、ビステックスにエル・カバージョ(El Caballo)およびフラメンコ(Flamenco)のコレクション、そしてポコヨ(Pocoyo)の新しい子供向けデザインを届けてくれました。エル・カバージョ向けには、マリア・イグナシア・イトゥルメンディ(María Ignacia Iturmendi)がシルバーにアメジスト、ガーネット、ペリドットなどをあしらったビブネックレスをデザインしました。アンダルシアへのオマージュとしてデザインしたメダルのコレクションでは、イースターのプロセッションから、もっとも尊敬すべき聖母マリアのイメージを再現しています。チェーンからぶら下がって揺れる、かわいらしいシューズやビーチサンダルのチャーム がコンテンポラリーな雰囲気を添えています。ニコラス・ヴォーデレット・フォー・エル・カバージョ(Nicolas Vaudelet for El Caballo)の最新コレクションでは、レザーの帯やフック、いかりなどをかたどったマリンテイストのアクセサリーがそろいます。

エル・カバージョ

フラメンコ

フラメンコ
イトゥルメンディ社は、フラメンコ向けには天然石を用いたエスニックな雰囲気の強いアイテム をデザインしています。ブレスレットやペンダントには、クレトン生地のボタン、ポンポン、シルクのひもなどのファブリックのディテールや装飾がほどこされています。フィンランドのクォーツやめのうを用いたライン、さらに小粒のパールを用いた優美なシリーズからは、洗練された雰囲気が出ています。
ファブリックのディテールはラガ(Laga)でも際立っています。金銀の線細工をほどこしたリングやヴィンテージ風の標章 、そしてビーズのビブネックレスは、来たるシーズンにレトロなスタイルを届けています。

ラガ

ラガ

ヨカナ
ヨカナ(Yokana)は、ビステックスにおいて、プリントや刺しゅうが際立つ幅広いコレクションを紹介するだけでなく、スペイン人トップモデルのローラ・サンチェスを新たなイメージキャラクターに起用しています。いくつものループが連なる明るいトーンのネックレスや、それより短めで色をふんだんに使ったもの、半貴石から生まれたリングやイヤリングがコレクションの大きな特色となっています。
ローラ・カサデムント(Lola Casademunt)は今回もパステルトーンを追求しています。さらに、ゴールドとシルバーを使い分けるのではなく、今回は両方を合わせて採り入れることにより、官能的でエスニックなリングの魅力を強調しています。

ヨカナ

ローラ・カサデムント

ローラ・カサデムント
ユーロビジュー、メイド・イン・スペインの芸術的ファンタジー
2月4日から7日まで、マドリード見本市会場において他の2つの見本市と同時開催されたのがユーロビジューです。ファッションアクセサリー業界における長い伝統とスキルを兼ね備えたスペインブランドがここに集結しました。
マドレペルラ(Madreperla)は、レッド、ブルー、バイオレット、ピンクなどのトレンドカラーを採り入れて、さらにピューターやファー、スチール、天然石などのさまざまな素材を組み合わせて、さらに一歩進んだパールのシリーズを創り上げました。

マドレペルラ

マドレペルラ

クララ・ビジュー
クララ・ビジュー(Clara Bijoux)の新しいコレクションでは、クララ・トーレス(Clara Torres)が、新しいファッションアクセサリーのデザインにあたり、クラシックに目を向けています。ブランドのトレードマークであるエナメルで彩られた古いヘアピンがブローチやペンダントに生まれ変わり、イタリアやロシア、日本などから訪れたバイヤーたちの間で大評判となりました。手作業で模様が色付けされた真ちゅうやピューターを用いたアイテムは、アールデコの雰囲気が際立ち、現在でもミュージアムショップで販売されています。

ナディア・ラボシオ

ナディア・ラボシオ

プラスティモダ
ナディア・ラボシオ(Nadia Rabosio)が手がけるブレスレットやネックレス、チョーカーは、表面に刺しゅうをほどこしたかのような風合いを大切に守っています。「マル(Mar:海)」と名付けられたこのコレクションにおいて、このデザイナーは、岸を横切って進む、泡立つような波からインスピレーションを得たことにより、優美で独創的、芸術的なコレクションを創り上げました。
プラスティモダ(Plastimoda)は、今回の最新コレクションのデザインにあたり、大変軽いプラスティックによって透明感の実現に取り組みました。一方、グリーンやターコイズ、オレンジ、ピスタチオなどのやさしい色づかいのデザインでは、くすんだ感じの仕上げが特色となっています。
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