2010年2月11日
トレンドがあふれるマドリードの1週間

ビリアトのブース
概要:
出展社数: 600
展示面積: 13.276㎡
会場: Feria de Madrid
コンタクト:
Feria de Madrid (IFEMA)
28042 Madrid
Tel.: +34 91 772 30 00
simm@ifema.es
次回日程:
2010年9月09-13日
今回のSIMMマドリード国際ファッションウィークで共通する特徴はコントラストです。ラグジュアリーなファブリックを使ったカジュアルなシルエットのデザインや、大きめサイズのウェアにボレロやXSサイズのベスト、ミニドレスなどをコーディネートしたデザインなどが登場しています。スタイルに関しては、80年代のロック調のデザインとフェミニンさが強調されたラインを融合したスタイルが際立っています。
ひと針ひと針
ディクトンズ(Diktons)は、最上質のメリノウールで仕上げたボレロ、スカート、大きめサイズのセーター、ミニドレスなどがそろうコレクションにおいてボリュームを大事にしています。40年代のフィルム・ノワールからインスピレーションを得たウェアのなかに80年代のシルエットがよみがえっています。ニットのスペシャリスト、ディクトンズは、ベルベットと紙を組み合わせて2色使いの効果を実現するという新しいアイデアを打ち出しています。色彩のバリエーションはフーシャ、ワインレッド、カプリブルーにまで広がり、チャコールグレーやブラックなどのニュートラルトーンとコントラストをなしています。別の視点では、環境にやさしいレザーやレーヨンを用いたレギンスで環境への配慮も示しています。
モントト(Montoto)は、時代に合わせて進化したベーシックコレクションのなかで、ニットウェアにおける熟練の技を発揮しています。さまざまな厚みのフェミニンなニットにはメタルを飾って華やかさを添えています。ジャカード織が復活し、特にモノトーンのデザインで際立っています。また、アニマルプリントもこのコレクションの強みとなっています。

ディクトンズ

TMX

ギターレ
TMXは冬に向けて、40年代のシルエットと80年代のロック調のディティールを融合しています。ミリタリー風のコートにメタルの飾りをあしらっていますが、これはレザーのベストにも採り入れられています。黒が主流のイブニングラインでは、タイトフィットのウェアにクリスタルやスパンコールをあしらってきらめきを添えています。TMXのコレクションのもうひとつの主役はキルトジャケットです。
ビリアト(Viriato)のオータムコレクションの重要テーマはシックなニットです。ニットパンツなどのカジュアルなデザインにより、スウェットのシルエットがストリートウェアに採り入れられ、大きめサイズのジャケットやたっぷりしたセーターとともに街に出ます。ファーに似せたウールで仕上げた丈の短いジャケットを他のウェアの上にはおらせています。また、ニットのカギとなるのはドレープ使いです。ナス色やマスタード色、マリンブルーやベージュなど、寒色系の色彩が用いられています。
エスコラ(Escolá)はニットによるトータルスタイルを追求しています。ニットのロングコートは独創的でゆったりしており、時代を超えた魅力を備えています。ジャケットでは幾何学的な模様のジャカード織がよみがえり、そこにレザーのディテールを組み合わせています。晩冬にはアンゴラニットとビスコースの組み合わせがぴったりです。色づかいは引き続きクラシックで、グレーとブラックの組み合わせにベージュ、キャメル、ブラウン、パープルなどをちりばめています。

ギターレ

エスコラ

エスコラ
新たな選択肢として、より多くのジャカード織を提案したのがギターレ(Guitare)です。そしてこれが厚手のウェアに使われています。さらに新しいアイデアとして、手の込んだ Sシェイプのニットも登場しています。丈の短いジャケットや、それに合わせるミニドレス、チュニックがそろう冬のワードローブで、このブランドが強く打ち出しているのがアンゴラ、カシミヤシルクなどのぜいたくな素材です。色彩ではグレーを中心に、フーシャ、ブルー、ライラックなどを組み合わせています。
ナウロベール(Naulover)は、ウール、シルク、アンゴラ、などの素材を単独もしくは組み合わせて用いたロングジャケット、コート、ツインニット、セーター、ワンピース、ゆったりしたシャツやTシャツなどがそろうハンティングラインをデザインしました。お気に入りのモチーフはフラワープリントやノルディックジャカード、チェックや刺しゅうなどです。

ナウロベール

アルマツリチ

アルマトリチ
ロマンティックなフォークロアとエスニック・シック
アルマトリチ(Almatrichi)は2010春夏向けのプレタポルテファッションを届けてくれました。ふんだんに採り入れたプリントが特徴の、明るくカラフルなデザインです。カクテルドレスには水玉模様やビーズが多用され、チュニックの袖や裾にはフリルをあしらい、さらにパッチワークも登場しています。今シーズン新登場したのは、60年代のプリントをあしらったニットウェアで、Tシャツやワンピース、スカーフなどに彩りを添えています。
フラメンコ(Flamenco)は、2010/11秋冬コレクションにおいて、思いがけない組み合わせによってあふれる色彩を実現したイエイエスタイルをよみがえらせています。キルトジャケットではフードやカフスにレザーをあしらっていますが、この特色は生成りのロングベストでも際立っています。エスニックスタイルのスモックにはメタルの飾りをほどこし、ベルトにはビーズのディテールをあしらっています。独創的でエキゾティックなコレクションを完成させるのはトレンチコートやカーディガンです。

フラメンコ

ママタヨエ

ラガ
フレグランスのバザーからインスピレーションを得たママタヨエ(Mamatayoe)のコレクションには、官能的な女性らしさが表れています。シンプルなシルエットを個性的なプリントで彩った着心地の良いウェアには花の絵柄があしらわれています。コレクションは8色のベーシックカラーで構成されており、今シーズンはラズベリーやアースカラーが主役です。
ラガ(Laga)は、ブランドを象徴するプリントにこだわっており、裾にボリュームのあるロマンティックなヴィンテージ風のワンピースなどには、特に花や植物のモチーフを好んで使っています。コートでは、花の刺しゅうや肩にあしらったギャザーなどのディテールが美しく映えています。また、アウターウェアやバッグにはツイードを採り入れています。

ラガ

アルバ・コンデ

アルバ・コンデ
ラグジュアリーなプレタポルテ
アルバ・コンデ(Alba Conde)は、コスモポリタンな雰囲気を備えた、ワードローブの主役にふさわしいコレクションを創り上げました。ライトモチーフとなるのは上品なファブリックです。美しいものの特色や永続性をすべて備えた完ぺきなカットのウェアがそろいます。肩にボリュームのあるジャケットや、ゆったりした七分そでのブラウスなどが特徴的です。シルエットを美しくするコレクションのベースとなるのがニットです。特別な日のために、ウールやフランネル、ベルベットにサテンや透け感のあるシルク、さらには女性らしいフォルム を強調したシルクニットなどを組み合わせたデザインをそろえています。

チャロ・ルイス

ホタ・マス・ヘ

ホタ・マス・ヘ
ホタ・マス・ヘ(Jota+Ge)の秋の装いのテーマはムード音楽です。全体的にプリントが際立ち、さまざまなファブリックを組み合わせて意外性のあるスタイルを演出しています。このふたりのデザイナーは、クロコダイル革を用いて80年代の雰囲気をたたえたパンツを創り上げました。また、ロマンティックなキルトコートも来たる秋のマストアイテムです。
チャロ・ルイス(Charo Ruiz)によるイビサ島発のファッションは、ブライダルの世界に踏み込んでおり、そのスタイルはロマンティックでくつろいだものです。レースの縁取りとブロンズのレースをあしらったハンドメイドのワンピースでは、モノトーンの色づかいが際立っていますが、ブルーやコーラルも少しだけあしらわれています。
大事なお約束
マティルデ・カノ(Matilde Cano)の新しいコレクションの名前は「アウロラ・ボレアル(Aurora Boreal)」です。ボリューム があり、流れるようなシルエットのロングドレスや、タイトフィットでウェストにドレープをほどこしたアシンメトリックなカットのカクテルドレスなど、エンパイアスタイルを取りそろえたコレクションです。シルクのオーガンザやミカドシルク、タフタや天然シルクなどを、ニュートラルな色、鮮やかな色、カラフルなデザインで彩っています。

マティルデ・カノ

マス

マリア・コカ
マティルデ・カノのセカンドライン、マス(Mass)は、イブニングシーンのために、ぜいたくなファブリックを使ったフェミニンでシックなデザインを追求しています。形と調和する単色のコレクションでは、シルエットを吟味し、スカートにはボリュームを加えています。トップスはシルクや他のラグジュアリーなファブリックを組み合わせています。また、このブランドは、光沢感のある色やモスグリーン、ミッドナイトブルーなどを用いたロングドレスのミニシリーズも用意しており、ウェストやネックラインに注目が集まるようなデザインとなっています。
ベネノ・エン・ラ・ピエル(Veneno en
シックな魅力を演出するアクセサリー
モ・バイ・マリア・ロカ(Mo by María Roca)は、オリジナルのバッグを紹介して冬に彩りをちりばめています。花の世界を暗示するように、彼女はファブリックを渦巻状に形作り、そこに弧を描くような長い持ち手を添えてこのバッグを完成させています。チョコレート・ボックスのような2色使いのバッグはイブニングの主役です。クリーム色、グレー、ブルー、ピンクなどを組み合わせています。オーストリッチやヘビ革などのアニマルスキンからインスピレーションを得たバッグやブリーフケース、ウォレットもそろいます。より洗練されたデザインではブローチが登場し、ボウタイやリボンがロマンティックな雰囲気を添えています。

ベネノ・エン・ラ・ピエル

モ・バイ・マリア・ロカ

モ・バイ・マリア・ロカ
ドラップ(Drap)のコレクションではラインストーンがふんだんに用いられています。クリスタルで飾り、レオパード柄をあしらい、ビーズでさまざまな色を組み合わせた豪華なジュエルバッグやウォレットなどには、ブランドの創造性が発揮されています。アメリカの有名なハイウェイを思い起こさせるようなメタリックのバッグのラインでは、より若い雰囲気を打ち出しています。車のナンバープレートが、スワロフスキー・クリスタルで飾られたウォレットやボックスに生まれ変わっています。

ドラップ

タントラ

タントラ
タントラ(Tantra)は、次の秋に「タントラ・シック(Tantra Chic)」コレクションを発表します。フェザーとビーズで飾ったかっちりしたウォレット、シルクの刺しゅうが入ったランジェリードレス、メタルを飾ったベストなど、独創的でスタイリッシュなデザインがそろいます。このブランドは、品質を追求しながら、ビーズで飾った都会的なレザーや、それに合わせる子馬の革を用いた新しいライン、スパンコールで飾ったベルベットのバレリーナシューズなどを生み出しています。
イベルホヤ、ビステックス、ユーロビジュー、2010/11秋冬トレンドの舞台
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