2009年9月21日
イベルホヤとビステックス、あふれ出るトレンド

Luxenter
概要:
スペイン出展社数: 213 (Iberjoya), 370 (Bisutex)
展示面積: 15.000 m²(Iberjoya), 9.621 m² (Bisutex)
会場: マドリード見本市会場 (IFEMA)
コンタクト:
マドリード見本市会場(IFEMA)
28042 Madrid
Tel.: (+34) 91 772 30 00
iberjoya@ifema.es
次回日程:
2010年2月4日~8日
秋の訪れを間近に控えて、第43回IBERJOYAイベルホヤ(国際ジュエリー・シルバー・ウォッチおよび関連産業展)が、新しいシーズンに向けたジュエリーのトレンドを紹介する絶好の舞台となります。9月9日から13日までマドリードで開催されたこの見本市で、スペインからの213社を含む計500社がコレクションを披露しました。キャットウォークのトレンドが、ジュエリーやアクセサリーのデザインにもますます影響を与えていることがわかります。
ルクセンテール(Luxenter)は、イベルホヤでもっとも人気のあるブースのひとつで、まちがいなくトレンドを創るブランドです。カラフルな半貴石を用いた新しいチャームのコレクションは、まるで人形の家の中のように、ミニチュアのドレッサーの上にディスプレイされていました。バッグやシューズの形をしたチャームは、ルクセンテールの2009/10秋冬キャンペーンに新たに加わった最旬アイテムです。また、ジャスパーやグレークォーツのブレスレット、星がきらめく夜をイメージするたまらない魅力のブルーのアベンチュリンガラスのアイテムもそろいます。

Luxenter

Luxenter

Luxenter
ダマソ・マルティネス(Dámaso Martínez)の新しいシーズンに向けた花形コレクションは「エトルリア(Etruria)」コレクションです。古代エトルリアのバングルからインスピレーションを得ています。ピンクゴールドやイエローゴールドのソリッドなアイテムがコーラルやアメジストと組み合わされています。このコレクションではブラックダイヤモンドが強調されており、ピンクゴールドと織りなすコントラストが際立っています。

Dámaso Martínez

Dámaso Martínez

Dámaso Martínez
ノア・バルセロナ(Noah Barcelona)もまた、「リア(Lia)」コレクションで、惑わすような魅力のブラックダイヤモンドを使っています。「アバン・ギャルド(Avant Garde)」コレクションではエキゾチックなアイテムがいっぱいです。これは日本人の着物デザイナーとのコラボで生まれたコレクションで、ウェアとの調和を目指して創り上げられました。ルテニウム仕上げのホワイトゴールドやピンクゴールドにホワイトダイヤモンドやブラックダイヤモンド、スモーキークォーツやホワイトアゲートを組み合わせたアイテムがそろいます。

Noah Barcelona

Noah Barcelona

Noah Barcelona
ウェディングリング専門のアルギオール(Argyor)のブースは、イベルホヤでもっとも大きなブースのひとつです。洗礼式や堅信礼のためのクラシックなブレスレット、ウェディングコイン、スカプラリオなどと並んで、シアモ・シャンガイ(Siamo Shangay)ブランドからは鉄やチタン、カーボンファイバーやキュービックジルコニアなどを用いたモダンなアイテムが提案されています。

Argyor

Argyor

Argyor
また、ベルナット・ルビ(Bernat Rubí)のコレクションでは、かわいらしいジュエリーがいちばん目立つ場所に飾られていました。「ベイビー(Baby)」ラインでは、小さなパールやダイヤモンドのイヤリング、リンクブレスレット、ドッグタグがそろい、繊細なラインと光で古典主義を具現化しています。

Bernat Rubí

Bernat Rubí

Bernat Rubí
プラタ・プーラ(Plata Pura)はその名のとおり、金属にマットな仕上げをほどこして樹脂やムラーノクリスタルをちょっぴり添えたデザインに取り組みました。コルドバ生まれのこのブランドによるボヘミアンなコレクション、「オラ(Hola)」コレクションは、イビサ島からインスピレーションを得ており、中心となる舞台は海です。

Plata Pura

Candela Hermanos

Candela Hermanos
カンデラ・エルマノス(Candela Hermanos)は、バレンシアのデザイナー、フランシス・モンテシーノス(Francis Montesinos)のジュエリーコレクションを披露しました。彼の名高いグラフィックを象徴するアラベスク模様で飾られたシルバーのコレクションです。アントニオ・ソリア(Antonio Soria)は、ホワイトゴールドと強い色の宝石を組み合わせた幾何学的なデザインを追求しました。

Francis Montesinos

Francis Montesinos

Antonio Soria
象徴的なジュエリー
エリセンダ・サンタクレウ(Elisenda Santacreu)は、2009/2010秋冬コレクションでアンティークシルバー、ゴールド、そして半貴石を、さらにはゴムまで活用し、大変際立ったジュエリーを生み出しています。バイキングボートからインスピレーションを得た「ビック(Vik)」コレクションは、複雑に構成された有機的な形にふんだんな動きを加えたデザインが特徴です。

Elisenda Santacreu

Elisenda Santacreu

Elisenda Santacreu
ベレン・バホ(Belén Bajo)は、自身がデザインしたジュエリーにモザイクを描いて仕上げました。それによりペンダント、リング、バングルが生まれ、さらにオニキスとホワイトアゲートのカフスも初めて手がけました。メタリックなアゲートクリスタルがきらきらと光り、際立った質感のネックレスでは火山岩とオニキスを組み合わせています。今回に限り、ベレン・バホは、これまでのコレクションで用いてきたビビッドカラーと決別し、ブラックとクリスタルの輝きで表現するコレクションを披露しています。

Belén Bajo

Belén Bajo

Belén Bajo
子供向け、大人向けのウォッチ
2009/10秋冬シーズンに向けたポール・ベルサン(Paul Versan)の「Extremely Sexy Watches(セクシーの極みのウォッチ)」コレクションは、レトロな雰囲気と進化したクラシックの魅力を放っています。進化は形だけでなく、鉄にレザーやゴム、ゴールデンカッパーをあしらうデザインからも明らかです。若者向けのさらに入手しやすいラインでは、子供向けにビタミンカラー(ピンク、ブルー、モーブ)を用いたデジタルなデザインもそろっています。レロヘス・マレア(Relojes Marea)もまた、「ファン‐タスティック・フレンズ(Fun-tastic Friends)」コレクションで、ミッキーマウスやミニーマウスが登場する子供向けのデザインをそろえました。

Paul Versan

Marea

Caramelo
イベルホヤの中心スペースを飾ったのは、レロヘス・カラメロ(Relojes Caramelo)と、同ブランドのトロ・ウォッチ(Toro Watch)です。こちらはアイセルコ(Ayserco)グループとのコラボで生まれました。ウォッチ類のフェースには、スペインの風景を象徴するオズボーン牛をもとにした牛のシルエットが描かれています。
ビステックス、最新アクセサリー
イベルホヤだけでなく、マドリード見本市会場では、アクセサリーの見本市、BISUTEXビステックス(ファッションジュエリー・アクセサリー見本市)も開催されました。延べ370のスペインブランドがコレクションを披露しました。このスペースの中心的存在はベテランデザイナーのエリオ・ベランイエール(Elio Berhanyer)で、高級オケージョンウェアが華やかなアクセサリーとともに飾られていました。その多くはグラナダのアルハンブラ宮殿からインスピレーションを得たものです。

Elio Berhanyer

Elio Berhanyer

Elio Berhanyer
ウノ・デ・シンクエンタ(Uno de 50)は、新しい「オブセシオン(Obsesión)」ラインをビステックスで披露しました。メタル類の組み合わせを特徴とする手作りのネックレス、チョーカー、ブレスレット、リングからなるラインです。ティアドロップの形のカラフルな樹脂を使って、激しいレッドやミッドナイトブルー、オリーブグリーン、モーブなどにさわやかな風を吹き込みました。スワロフスキークリスタルを裏向きに使用して複雑な構成と独特の仕上がりを生み出しているアイテムもあります。

Uno de 50

Uno de 50

Ágatha Ruiz de la Prada
アガタ・ルイス・デ・ラ・プラダ・ホヤス(Ágatha Ruiz de
イトゥルメンディ&キロス(Iturmendi y Quirós)社のクリエイティブ・ディレクター、マリア・イグナシア・イトゥルメンディ(Maria Ignacia Iturmendi)は、ポコジョ(Pocoyó)、エル・カバージョ(El Caballo)、フラメンコ(Flamenco)の新しいコレクションをビステックスで披露しました。ポコジョ(Pocoyó)コレクションはレザーと豊かな色彩を組み合わせ、アイテムに情緒的な価値を与えています。エル・カバージョのコレクションでは、宝石をちりばめたシルバーやパールのビブスタイルのネックレスがエスニックな雰囲気を醸し出すとともに、ゴールドのコンビネーションが印象的なチェーンにファブリックや宝石を組み合わせた新しい銀製品のコレクション「オート(haute)」も提案されています。そして、彼女が手掛けたフラメンコのコレクションでは、シルクのひもをシルバーに結び付け、シトリンやアメジストをあしらった革新的なデザインをそろえ、このブランドのエスニックなスピリットを忠実に再現しています。

El Caballo

El Caballo

Flamenco
また、ビステックスには美食の世界ももたらされています。クロシェ(Croxé)のコレクション、「ガストロノミック(Gastronomic)」には、日本料理をもとにした巻き寿司の形をしたイヤリング、スペイン料理をもとにしたラタトゥイユの色彩を捉えたネックレスやおいしいガスパチョのトマトの形をしたビーズなど、さまざまな文化の料理の魅力からインスピレーションを得たジュエリーがそろいます。秋冬コレクションでは、「culinary(料理)」ラインを拡充して、デザートやスイーツをもとにしたアイテムも提案します。

Croxé

Croxé

Jorge Revilla
ホルヘ・レビーリャ(Jorge Revilla)は、ロジウムのネックレスやペンダントに葉っぱを思い起こさせる繊細な葉脈の模様をあしらってオーガニックなデザインを守り続けています。もっとも洗練されたラインのネックレスは、半月を連ねた形で、ピンクゴールド、イエローゴールドをふんだんに使っています。

Jorge Revilla

Elena Cáncer

Elena Cáncer
エレナ・カンセル(Elena Cáncer)は、中世と工業的なデザインから、自身の新しいコレクションのインスピレーションを得ています。しっかりとした幾何学的なアイテム、金属のストリングネックレスやリンクネックレス、バングルなどは、浮き出し模様で飾った甲冑を思い起こさせます。彼女のコレクションで目立つのはミニマムな色づかいです。
さらに、ローラ・カサデムント(Lola Casademunt)がブルーやフーシャを中心とする新しいコレクションを、ヨカナ(Yokana)が情熱的な色彩のビーズを長く連ねたアクセサリーを出品していました。
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