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特集
  • 2009年1月18日

    FIMI国際子供服展、小さなファッションリーダーのためのビッグな見本市

    • トゥク・トゥクのブース

  • 概要:

    出展社数:220

    スペイン出展社数:116

    展示面積: 19.500 m²

    会場:Feria de Valencia

     

    コンタクト:

    Avenida de las Ferias s/n
    Valencia
    fimi@feriavalencia.com

    http://www.feriavalencia.com/fimi

     

    次回日程:

    2009年6月20~22日

去る1月18日(日)、第68回国際子供服展(FIMI)がバレンシアでその幕を閉じました。この見本市は今回、ベビー・子供用品の見本市であるセロ・ア・クアトロ(Cero a Cuatro)と同時開催されました。このふたつの見本市は、出展社数・来場者数の両方でめざましい数字を記録しました。バレンシアの見本市会場では今回もまた子供向けファッションの最新作および最新トレンドが勢ぞろいして披露されました。今回は2009/10秋冬に向けたコレクションです。

19,000m²を超えるスペースに、220の出展社が集いました。そのうち28.6%は海外からの出展社です。そして3日間、バレンシアは再び世界の子供向けファッションの中心地となりました。「メイド・イン・スペイン」の子供服をもっとも購入している国はイタリアとポルトガルですが、メキシコもまた、この順位を上げ始めており、スペイン製子供服にとっての重要な市場となりつつあります。

FIMIフィミ子供向けストリートウェアから時代を超えたデザインまで

この見本市を類別するものが何かあるとすれば、それは、カジュアルで都会的な子供服から、いっそうクラシカルで時代を超えたデザインまで、多種多様なデザインやスタイルが毎回そろうということです。そのなかでもまず注目されるのがAKRキッズ(AKR Kids)です。この広いブースが、私たちをFIMIへと温かく迎えてくれます。今回、AKRキッズは、豊富な色彩とシルクスクリーンのプリントを用いた洋服に焦点を合わせてきました。どのデザインも着心地の良い、都会的なカットで仕上げました。スウェットシャツ、ジーンズ、アノラック、カーゴパンツなど、すべてがこれからの冬のキーアイテムになることでしょう。新しいラインの「AKRコレクション(AKR Collection)」では、さらに大胆なデザインで大人向けのファッションに近いスタイルの洋服がそろいます。

  • AKRキッズ

  • ゴリラ

  • トゥク・トゥク

また、今回のFIMIでは、象徴的な子供向けシューズブランド、ゴリラ(Gorila)による初の子供服コレクションが発表されました。トータルなスタイルを求めるこのブランドは、次の冬に向けてグリーンやブラウンの色合いを選び、自信作であるスポーティなスタイルの洋服にも、冬の花形モデルである履き心地の良いスウェードのかわいらしいブーツにもこの色合いを展開しています。もちろん、伝統的な通学靴も、ゴリラのデザインにおける重要な位置を占めています。

トゥク・トゥク(Tuc Tuc)は、FIMIの会場のなかでももっとも広いスペースを占めていました。そこにはブランドの代名詞である繊細な作りのアーバンスタイルが満ちあふれていました。トゥク・トゥクの豊富なコレクションは、ニュートラルなベージュやブラックから、とてもビビッドなグリーンやフーシャまで、さまざまな色彩によって区分されていました。これらの洋服のカットは、さわやかでシンプルな組み合わせができるよう考慮されており、快適さが感じられます。これからのシーズンに向け、キーアイテムとなっているのは、やはり小物類です。マフラー、帽子、手袋、レインブーツ、リュックサック、そして傘などが、冬の楽しい装いを完成させています。そして、新しいラインの「アーバン・スポーツ(Urban Sport)」ではカジュアルスタイルを提案し、これによりトゥク・トゥクは日常生活でも活躍できるスポーツ・ファッションを追求しています。

ルルデス(Lourdes)は、今回もまた、独自の特徴を新たに打ち出しています。それは洋服の上に色とりどりの刺しゅうでいたずら書きをするというもので、ダイヤ柄のセーターやチェック柄のドレス、完ぺきに仕上げたパンツにまで、そのいたずら書きがほどこされています。天真爛漫な想像力とスタイルでいっぱいのルルデスのコレクションは、クラスプやリボン、タッセルなどのディテールで私たちの心をつかんでいます。

  • ルルデス

  • バルカロラ

  • フォケ

この見本市の常連であるバルカロラ(Barcarola)もまた、子供向けパーティードレスの豊富なコレクションでサプライズをもたらしてくれました。さまざまなテクスチャーや仕上げの天然シルク、柔らかなコットンベルベット、豪華な刺しゅうをほどこしたチュールなど、上質の素材を用いたかわいらしいドレスやツーピースは、どれも際立った存在感を放っています。これらに加えて、今回のFIMIでの新しい試みとして、バルカロラはコートもフルラインで提案しています。特別な日のための装いを完成させる、クラシカルなカットと英国風のスタイルのコートです。

バルカロラと並ぶクラシック・スタイルのリーディングブランド、フォケ(Foque)もまた、コートやアノラックからかわいらしいドレスやセーターまで、組み合わせて着られるさまざまなアイテムをそろえたコレクションを出展しました。これらのほとんどは、模様の入ったウール、とりわけチェック柄のウールや、シルクに見えるような処理をほどこしたオリジナルのコットンから生まれています。フォケによると、次の冬のメインカラーはボトルグリーン、ワインレッド、そしてダークブルーとのことで、フォケは、これらの色を提案し、典型的な子供向けの色であるピンクやスカイブルーからの脱却を図っています。

ララナ(Larrana)とトラスルス(Trasluz)の両ブランドのブースも超満員であったとのことでした。ララナは洋服にほどこされたディテールが認められて成功したブランドです。コントラストを成す返し縫い、小さなタック、オリジナルのボタン、そして繊細なレースの縁飾りなどがほどこされたそれぞれのアイテムには、真の熟練の技が生きています。トラスルスは、その豊富なコレクションにおいて、型と色彩の両面でいっそう進化したクラシック・スタイルを追求しました。このコレクションはすでにドイツ、イタリア、イギリス、メキシコで支持されており、まもなく中国にも進出します。

  • ララナ

  • トラスルス

  • ラ・オカ・ロカ

FIMIで大きなウェートを占めつつある分野、子供向けシューズ

バレンシアで開かれるこの見本市、FIMIにおいて、出展される子供向けシューズは前回に比べて50%も増加しています。このように増加しているのは、ラ・オカ・ロカ(La Oca Loca)などのスペインブランドがすばらしい活躍をしているからです。ラ・オカ・ロカは、スタイルと洗練があふれた上品なブースをオープンしていました。リボン、花、羽などの飾りで仕上げたスタイリッシュなバレリーナシューズ、ベルベットのバーシューズ、パテントレザーのオックスフォード・シューズ、そしてカウボーイ・ブーツやウェリントン・ブーツまでがそろい、シックで完ぺきな仕上がりのコレクションが完成しています。

カルサードス・エリ(Calzados Eli)アンダニネス(Andanines)も、FIMIの最新エディションへの参加を逃すわけにはいきませんでした。そして両ブランドがそれぞれ、来年冬に向けたコレクションを出展しました。デザインの数、およびひとつひとつのモデルの卓越した仕上げを特徴とするコレクションです。スパンコールやタックで飾ったバレリーナシューズ、ハイブーツ、フリンジのついたアンクルブーツ、レースアップシューズなどが出展されていますが、とりわけ大きな特色は、手の込んだ装飾が多くほどこされていることです。クキート(Cuquito)もまた、子供向けシューズコレクションで私たちの心をつかみました。この見本市は、クキートにとって、新しいライン、「ディズニー・ベイビー(Disney Baby)」を発表する場でもありました。これは、アメリカのディズニーが生み出したキャラクターたちからインスピレーションを得た、楽しいスポーツシューズのコレクションです。

  • カルサードス・エリ

  • クキート

  • ジオセッポ

大人向けのシューズブランドとしては、ポルティ(Xti)とジオセッポ(Gioseppo)が、子供向けコレクションをFIMIに出展しました。両ブランドのモダンで都会的なスタイルが、そのまま小さな子供の足に合わせて作り変えられていました。またジオセッポは、初のディズニーシューズのコレクションも披露しました。スペイン、ポルトガル、アンドラでこれらのシューズを販売するライセンスを取得したことをうけたものです。

スペインブランドの子供服に新しいイメージキャラクター

この見本市の期間中、ASEPRI(スペイン子供関連商品製造者協会)が、スペインの子供服ブランドであることを示す新しいロゴを発表しました。このデザインは一流デザイナーのダニエル・ネボット(Daniel Nebot)の事務所によって認められたものです。ダニエル・ネボットもこのロゴの発表に同席していました。手書き風の「España」の文字が入ったシンプルなスマイルマークが、今後、「メイド・イン・スペイン」の子供向けデザインの価値を保証するしるしとなります。またASEPRIは、この機会を利用して、「宮殿の肖像(Portraits of Palace)」と題した、秋冬トレンド満載の新しいカタログも発表しました。このカタログで際立っているのは、子供用品分野のスペインブランドによる最高のデザインの数々です。

  • ASEPRIの新しいロゴマーク

  • トゥク・トゥクコレクション 

  • AKRキッズコレクション

FIMIファッションショー

これまで同様、FIMIでもっとも注目を集めたイベントはFIMIファッションショーです。この盛大なショーで、スペイン国内外の10ブランドがそのデザインを披露しました。ショーが進行する中、AKRキッズ、バルカロラ、エリサ・メヌツ(Elisa Menuts)、ゴリラ、そしてトゥク・トゥクがそのデザインによって、スペインブランドの特色を印象づけました。独創的なバロック調デザインのセットを壮観なシャンデリアで飾り、今年のテーマである「宮殿でロック(Rock in Palace)」を明確に強調しました。このテーマのもと、クラシックなスタイルと、いっそう大胆なトレンドを結び付けようとしたのです。

FIMIファッションショー、2009/10秋冬