2009年1月16日
イベルホヤとビステックスで魅惑の出会い

ウノ・デ・シンクエンタのブース
概要:
出展社数: 184 (イベルホヤ), 372 (ビステックス)
展示面積: 16,000㎡ (イベルホヤ), 16,200㎡ (ビステックス)
会場: マドリード見本市会場
コンタクト:
マドリード見本市会場(IFEMA)
28042 Madrid
Tel.: (+34) 91 772 30 00
次回日程:
2009年9月9-13日
第42回IBERJOYAイベルホヤ(国際ジュエリー・シルバー・ウォッチおよび関連産業展)は、マドリードで第56回BISUTEXビステックス(ファッションジュエリー・アクセサリー見本市)と同時開催されていましたが、このほど幕を閉じました。INTERGIFTインターギフト(国際ギフトショー)と合わせて新たな商業的コンセプト「ギフトレンド(Giftrends)」を構成するこのふたつの見本市では、2009春夏シーズンに向けたコレクションが提案されました。
数々のジュエリーブランドが、最新ファッショントレンドに合わせて、新しいコレクションを発表することが多くなっています。その好例がルクセンテール(Luxenter)です。イベルホヤの魅力あふれるブースのなかでも花形的存在です。ルクセンテールのクリエイティブ・ディレクター、メンシア・モレノ(Mencía Moreno)は、色によって違いを出したさまざまなラインから成る明るいコレクションをデザインしました。大変春らしい品揃えのなかでも特に目立つのはライラックからイエローまで揃うアメトリンです。その一方で、日焼けした肌に合うようにデザインされたジュエリーでは、ふんわりとした色合いのサンストーンが中心となっています。主要な新規構想として、ルクセンテールはパールを主役に位置づけたブライダルコレクションを立ち上げています。

ルクセンテールのリング

ルクセンテールのブース

ルクセンテールのブレスレット
グレビアン・ホイェロス(Grevian Joyeros)は、フランシス・モンテシーノス(Francis Montesinos)の初のジュエリーコレクションを創りあげました。このコレクションは現在販売されています。バレンシア出身のデザイナー、ホイェロスによる図面に忠実に作られたシルバーのジュエリーにはロゴがほどこされ、アメジスト、めのう、オニキス、そしてトパーズなどの天然宝石の色彩があふれています。このコレクションにはブレスレット、ペンダント、リング、イヤリングが揃っており、近々メンズのコレクションも展開される予定です。

フランシス・モンテシーノス

エル・カバージョの蝶のペンダント

フラメンコのペンダント
イトゥルメンディ&キロス(Iturmendi & Quirós)社はフラメンコ(Flamenco)やエル・カバージョ(El Caballo)などのブランドのためにジュエリーコレクションを製造する会社です。フラメンコのためのデザインには、鮮やかな色やエスニックデザインおよび大胆なデザインをテキスタイルに合わせて採り入れました。シルク、シルバー、レモン水晶やアメジストを楽しくあしらっています。デザイナーのマリア・イグナシア・イトゥルメンディ(María Ignacia Iturmendi)によるすばらしいデザインは、シルクに色釉をほどこしたデザインなど、エル・カバージョのコレクションでも堪能できます。大切にしたくなる夏らしいこのラインでは、水晶が初めて使われています。
アルギオール(Argyor)は、アメリカで好評を博しているシアーモ(Siamo)のシリーズからイベルホヤに最新デザインを届けてくれました。シャンハイ・シアーモのシリーズでは、初めて虹の七色すべてを組み合わせています。また、ブロンズをピンクゴールドでコーティングしたライン、シアーモ・ブロンゾ(Siamo Bronzo)では、ローマ、インカ、日本の文化と天使からインスピレーションを得た印象的なコイン型のペンダントが注目されます。また、アルギョールは、イマジナリウム(Imaginarium)の子供向けジュエリーのデザインおよび販売を手がけています。エナメル仕上げのシルバーおよびゴールドのブレスレットとイヤリングがあります。

アルギオールのコイン型ペンダント

アルギオールのブース

アルギオールのブライダルリング
アズ&アズ(As de As)は、アルギオールのブースのすぐ近くです。ヘローナを拠点とするこのブランドは、カラーセラミックや華やかな宝石で飾ることにより独特の質感の組み合わせを実現した、魅惑的なシルバーのジュエリーを提案しています。
新しいブライダルコレクション「ホヤ・ボルダード(Joya Bordado)」を発表するトゥカ・ローマン(Tuca Roman)、そしてジェイダ出身のカタルーニャ人若手デザイナー、エリセンダ・サンタクレウ(Elisenda Santacreu)は、スペインがイベルホヤで提案すべきものを完成させました。サンタクレウによるモダンなフィリグリーのコレクションや色とりどりの宝石は、すでにフランスで販売されています。

アズ&アズのブース

エリセンダ・サンタクレウ

エリセンダ・サンタクレウのブース
ビステックスに訪れる夏
夏の色彩がビステックスの最新エディションに趣を与えています。今回のビステックスでは多くの慈善活動が実施されました。スペインのジュエリーブランド 、チュス・ブレス(Chus Burés)は、第三世界における水処理プロジェクト「チュス・ブレス・H20・フォー・アフリカ(Chus Burés H20 for Africa)」のための資金調達を目的としてデザインしたブレスレットを発表しました。

エレナ・カンセルのデザイン

チュス・ブレスのブレスレット

ホルヘ・レビーリャのデザイン
ホルヘ・レビーリャ(Jorge Revilla)はロジウムを用いて都会的な最先端デザインを追求しました。魅惑的なテクスチャー仕上げがほどこされ、黒い色が大きな特徴となっています。シルバーを用いているその他のデザインから私たちがチョイスしたのは、クローバーをかたどったような植物の形に独創的なメッシュを組み合わせた、ピンクゴールドまたはイエローゴールドの繊細なペンダントのラインです。
エレナ・カンセル(Elena Cáncer)の代名詞であるエスニックなデザインに、今シーズンは幾何学が採り入れられています。ばねなどのしなやかさを特徴とする円形のデザインが独創的な印象をもたらしています。大きなサイズはこの構造による弾力性と対照的です。このデザイナーは、酸化させた真鍮を磨いてから手作業でエナメル加工をほどこしたものを、すべてのジュエリーに用いています。

ウノ・デ・シンクエンタ

シン・レセタのブース (Uno de 50)

シン・レセタのヒトデのデザイン
ウノ・デ・シンクエンタ(Uno de 50)は、今回のビステックスのブースでは、新しいシン・レセタ(Sin Receta)のシリーズには赤色を使わず、鮮明なアップルグリーンを採り入れています。マドリードを拠点とするウノ・デ・シンクエンタは、いつも通り、アクセサリーの展示方法やパッケージまで細部にわたって気を配っており、シン・レセタについては独創的なプラスチックのケースに入れて展示しています。
アガタ・ルイス・デ・ラ・プラダ(Ágatha Ruiz de la Prada)がビステックスで発表した2作目のファッションジュエリーのコレクションには、花や雲など、彼女の特色となるモチーフがあふれていました。フーシャ、オレンジ、ターコイズ、濃い紫などのビビッドカラーばかりを使った長いビーズのネックレスは、明るい色彩の「アガタの世界」に忠実なデザインです。

アガタ・ルイス・デ・ラ・プラダ

アレクサンドラ・プラタのブース

アレクサンドラ・プラタ
ファッショントレンドを忠実に反映したアレクサンドラ・プラタ(Alexandra Plata)のコレクションは、すでに百貨店のギャラリー・ラファイエットで販売されています。エナメルや半貴石を組み合わせた高品質のシルバージュエリーを追求しました。今シーズン大きく革新を遂げたのは、ローズクォーツにカットシルバーやレザーを組み合わせたシリーズです。アレクサンドラ・プラタのいちばん新しいシリーズには、ハンマー加工をほどこしたシルバーのしなやかなブレスレット、イヤリング、ネックレス、そしてさまざまな色のレザーの飾り結びがちりばめられたブレスレットなどがあります。
最新のファッションに精通しているのがラガ(Laga)のコスチュームジュエリーです。2009春夏シーズンに向けた自社ブランドのアパレルのコレクションからインスピレーションを得ています。ラガのドレスやシャツに使用されている、ビンテージの雰囲気を持つファブリックが、ファッショニスタのためにデザインされたロマンティックなペンダントやイヤリングにも活用されています。

ラガのコレクション

プラタ・プーラのブース

ラガのペンダント
6年前に設立されたばかりの、新しいコルドバのブランド、プラタ・プーラ(Plata Pura)は、レザーのディテールをふんだんに盛り込んだ、シルバーとムラーノグラスのとても魅力的なコレクションを発表しました。今年初めてビステックスに参加したこのブランドは、サイズは大ぶりでありながら軽量のリングやブレスレットの実現を目指したのです。
アジアの鮮やかな色彩が今回もまたヨカナ(Yokana)のデザインにあふれています。シルバー、レザー、そしてフーシャ、オレンジ、パープルなどのきれいな色のロープを用いた非常に大ぶりなイヤリングや長いネックレスが提案されています。ローラ・カサデムント(Lola Casademunt)は、アシッドカラーで春を表現しています。貴石やスワロフスキーグラス、ビーズなどをふんだんに用いたジュエリーには、光沢仕上げをほどこしたファブリックや他の素材も用いられています。
写真:Tomy Pelluz / Vogue.es
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