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特集
  • 2008年9月27日

    モダカルサード+イベルピエルを訪れて

    • 会場風景

  • 概 要:

    スペイン出展社数: 365

    展示面積: : 72.000 ㎡

    会場 : Feria de Madrid

     

    コンタクト:

    Feria de Madrid (IFEMA)
    28042 Madrid
    Tel.: (+34) 91 772 30 00
    modacalzado@ifema.es

     

    http://www.semanapiel.ifema.es

     

    次回日程:

    2009年3月19-21日

2009年春夏のトレンドをひと言でまとめると「多様性」です。9月25日から27日までマドリードで開催された第26回モダカルサードおよびイベルピエル(Modacalzado+Iberpiel)国際靴展およびレザーグッズ展では、ウェッジシューズ、中ヒールやハイヒール、高さのあるプラットフォームシューズ、フラットサンダル、そして最新のネイビー風デザインなどが、トレンドをちりばめて魅力あふれる会場を飾りました。

最高にセクシーなシューズ
この展示会で魅惑を象徴していたのは、ハイメ・マスカロ(Mascaró)、マグリット(Magrit)、プーラ・ロペス(Pura López)、サルバドール・サペナ(Salvador Sapena)などのスペインのブランドです。バレアレス諸島発のハイメ・マスカロ(Jaime Mascaró)は、パイソンとメタリックレザーを素材に選び、たまらなく魅力的なサロンシューズや、つま先が開いたピープトウなどを創りあげました。また、プラットフォームを彫刻の模様で飾った独創的なハイヒールサンダルにはパテントレザーを使っています。ストーンで彩り、そのストーンの色合いでまとめたバレリーナシューズと、ベルクロ・ファスナーを用いた明るい色の心地よいサンダルは、モダカルサードでもっとも人気を博したブースのひとつであったマスカロのブースで、快適さを際立たせていました。

  • Jaime Mascaró

  • Chie Mihara

  • Úrsula Mascaró

マグリットの来年夏のコレクションは、インパクトのある色と高級感が融合しています。ゴールドとターコイズで、もしくはストラスをあしらったフーシャのサテンで彩ったヒールのないデザイン、宝石をあしらった白いサンダル、ラッカーを塗ってパッチワークのようなデザインをほどこしたウェッジシューズ、そしてこのウェッジシューズにコーディネートしたハンドバッグなどを提案しています。さらに、2色使いのヒールがついた暖かな色合いのプラットフォームシューズと、花嫁にぴったりの白いピープトウが、マグリットのデザインを完成させています。ファルッチ(Farrutx)のコレクションにも、ラミネート状の素材から生まれたアバンギャルドなデザインのサンダルなど、数々の白いシューズが揃っています。

  • Magrit

  • Magrit

  • Farrutx

ムスタング(Mustang)でもっともフェミニンなブランド、マリア・マレ(María Mare)にとって、モダカルサードは新たなイメージを打ち出す舞台となりました。ラミネート状の素材でできた、クロスするストリップやフリンジをあしらったくるぶしの高いサンダルを提案しています。

サチャ・ロンドン(Sacha London)は、サチャ・ロンドン、サチェリェ(Sachelle)およびメンズのサチャ・トゥー(Sacha Too)のラインでモダカルサードに登場しました。サチャ・ロンドンは、メタリック素材の12cmヒールサンダルを出展しました。都会的な女性をターゲットにするサチェリェは、柔らかで自然なテクスチャーのデザインで中ヒールのシューズを追求しています。

  • Sacha London

  • Patricia

  • Looky

官能美が際立つプーラ・ロペスは、ヌードカラーにストーンをあしらったサロンシューズと、それにぴったり合うバッグを提案し、サルバドール・サペナは、クリーム、タフィー、チョコレート色の魅惑的なサンダルを、フラットなもの、存在感のあるヒールがついたものの両方で揃えました。これらのブランドが、モダカルサードでもっともセクシーなデザインを完成させました。メンブル(Menbur)のブースでは、パーティや特別なイベントのためのデザインが注目の的となっていました。それは、シルクのサンダルにハンドバッグをコーディネートしたもので、そのバッグには、同じターコイズまたはアイボリーの花のアップリケが飾られています。

  • Pertini

  • Salvador Sapena

  • Unisa

現代のクラシック
クラシックなスタイルと、いっそう上質な素材が、バラッツ1890(Barrats 1890)などのスペインブランドの特色です。バラッツ1890によるメンズのスエードシューズは、色がキャメルで、セーリングのモチーフがほどこされているのが特徴です。また、このブランドのレディスコレクションでは、中ヒールとクリーム系の色合いがもっとも際立った特色です。バックルにあしらった小さなストラスのディテールや、甲の部分に沿ったステッチなどに、細部にいたる気配りがよく表れています。幅広く揃う、繊細な色彩の中心となっているのはグレーやネイビーブルーです。

ポンス・キンタナ(Pons Quintana)は、モダカルサードで、2.5cmから7cmまでの高さが揃う印象的なプラットフォームシューズのシリーズを発表しました。プラットフォームのデザインの傾向は、そのままスポーツシューズにも現れていました。そして、魅力的なフラットシューズは、バイオレット、ターコイズ、レッド、そして複数の色を組み合わせて彩られていました。

  • Martinelli

  • Magnanni

  • Zampiere

メンズシューズのクラシックスタンダードであるマルティネリ(Martinelli)は、パテントレザーやクロコダイルなどの新しい素材を使用し、大胆な模様と明るい色使いで、ブランドを象徴するモカシンの装いを新たにしました。マルティネリの「ゴリーン(Goleen)」ラインは20年代のスタイルを呼び起こしていますが、一方でクリケットシューズが軽く柔らかなテクスチャーで生まれ変わっています。整ったカットと申し分ない仕上げがマグナーニ(Magnanni)のメンズデザインを特徴づけていますが、装飾として目を引くバックルを特に好んでデザインしています。クラシックなサンピエレ(Zampiere)のデザインも同様にカットや仕上げの素晴らしさが特徴です。

反逆者と若者
ポルティ(XTI)などのブランドは、今回のモダカルサードで自信に満ちた雰囲気を作りました。色をふんだんに使ったポルティのブースは、円錐形のヒールをほどこしたサロンシューズや、サイドが開いた淡い色合いのピープトウパンプス、高さのあるウェッジソールを使った明るい色のパテントレザーのサンダルなど、モダカルサードでもっとも若々しいデザインを提案するブースでした。

  • 映画「素顔のままで」のブーツ

  • Xti

  • Alima

アリマ(Alima)は、ひものないスポーツシューズにストラスを帯状にあしらい、パテントレザーのピープトウにカラフルな花の装飾をほどこし、ブラックとクリームのコンビのパンプスではつま先を長くしました。マルシューズ(Marshoes)グループからはまた、KTWが一歩進んだアプローチをとり、種々の素材を組み合わせたパッチワーク柄や、リバティプリント、ビッキーチェック、セーリングプリントなどを融合したプリントをパンプスやスポーツシューズに取り入れています。3色使いのウェッジシューズや、70年代の模様を用いたメンズのエスパドリーユは、モダカルサードでもっとも独創的なデザインのひとつです。マルシューズグループからモダカルサードに出展した3つ目のブランド、ラス(Ras)は、他の多くのブランドよりも個性的なパンプスのデザインをモダカルサードで提案しました。ラミネート状で柔軟性があり、足まわりにギャザーをほどこしています。また、さまざまなサイズのメタリックの泡で飾られているように見えます。

  • Wonders

  • KTW

  • Ras

来年夏に向けて、ジオセッポ(Gioseppo)はグラフィティ・アーチストのデザインによる明るい模様の多色使いのスニーカー、力強い色調のひもがついたスポーツシューズ、デニムやスタッドで飾ったラフィアのバスケットとコーディネートするビーチサンダルなどを追求しています。

ビクトリア(Victoria)が提案する斬新さの中心となるのは、グラデーション効果や、パンチングをほどこした素材などです。重要な位置を占める「バンバ(Bamba)」ブランドを復活させ、20歳から45歳までの都会的な人々をターゲットにしたリバイバルコレクションを提案しました。

  • Gioseppo

  • Victoria

  • Miss Callaghan

ビエンティ(Vienty)は新しいコレクションにおいてあらゆるディテールに心を配り、アフリカのジャングルと緑の草原を思い起こさせる独創的な模様をシューズの内側に残しています。ファンタジーでいっぱいの独特のデザインにはキャンバス、ジュート、デニムそしてレザーなどの素材が使われています。

履き心地のよいシューズと最新ファッション
カラガン(Callaghan)は、セーリングからインスピレーションを得たコレクションをモダカルサードで発表しました。このコレクションには、ホワイト、ブルー、レッドなどを組み合わせたモカシンやデッキシューズがあります。NGO団体のグローバル・ヒューマニタリアとのコラボレーションのために選んだデザインは、ホワイトやブラックの地理的なモチーフをあしらった、きわめて柔軟性に富んだスポーツシューズです。一方、レディスラインの「ミス・カラガン(Miss Callaghan)」では、上品なパテントレザーのパンプスで人々を驚かせました。

  • Callaghan

  • Fluchos

  • Nordikas

フルチョス(Fluchos)はスポーティなラインとなめらかなフォームを追求しています。そして、目先を変えた小物としては、快適な丸型の靴型があります。返し縫いやジグザグのステッチ、帯状にあしらったクロム、金属のアップリケや水玉がモカシンやスポーツシューズ、デッキシューズを飾っています。

ノルディカス(Nordika’s)が、そのホームウェアのデザインで今回も繰り返し追求しているのが「最高の心地よさ」です。そのホームウェアには、きらびやかで明るい色彩のスコットランドチェックがあふれています。

トレンドを追う子供用シューズ
ミッキーマウスから、「ハイスクールミュージカル」、「キャンプ・ロック」に登場するような最近の子供たちのアイドルまで、ディズニーからやってきたスターたちが、ジオセッポ・キッズ(Gioseppo Kids)の2009春夏コレクションの主役です。

ゴリラ(Gorila)は、エルガール・グループ(Hergar group)の子供向けブランドで、スポーツソールを使ったおしゃれなサンダルでモダカルサードの来場者たちの支持を集めていました。同じように支持されていたのがバレアレス諸島の会社、ポンティ(Ponti)で、繊細なリボンが甲の部分にあしらわれたたまらなく魅力的なバレエシューズや、子供向けのクラシックなひも靴などを出展しました。

  • Gorila

  • Pablosky

  • Pablosky

レッド、ホワイト、ブラウン、くすんだローズやブルーなどさまざまな色彩がパブロスキー(Pablosky)のコレクションを彩っています。このコレクションにはサンダル、パンプス、デッキシューズおよびスポーツシューズなどがあります。2色使いのデザインと種々のテクスチャーの組み合わせが主な特徴ですが、一方で花柄やアナグラム、星の模様やチェック柄など、さまざまな模様を用いています。

シエンタ(Cienta)は、キャンバスシューズ、ビッキーチェックのサンダル、小さなフリルのついたサンダルなどを提案して、モダカルサードでもっとも独創的な子供向けのデザインを完成させています。

アクセサリーの魔力
モダカルサードおよびイベルピエルではアクセサリー(小物類)も展示されています。カッツ(Cats)による最新デザインの大きな特色はベルベットの柔らかさで、印象的な色の大きなショッピングバッグとくすんだ色合いのドクターバッグに用いられています。

  • Cats

  • Puntotres

  • Dimoni

プントトレス(Puntotres)は、キャメル、ホワイトなどのアースカラーだけでなく、さらにアシッドカラーも満載したカラフルなコレクションを立ち上げました。クロコダイル皮やヘビ皮、オーストリッチなどの素材で作られ、光沢を出して仕上げたバッグに、これらの色が使われています。

ディモニ(Dimoni)によるレザーのフラップをあしらった柔軟性のあるドクターバッグ、ロエズ(Loeds)による濃い色を使ったデザインの数々、そしてドラップ・バルセロナ(Drap Barcelona)による宝石とスパンコールをあしらった独特のデザインの財布やハンドバッグ―これで2009春夏コレクションのアクセサリーと小物のラインが、モダカルサードおよびイベルピエルに勢ぞろいです。