2008年9月12日
マドリードに帰ってきたジュエリーの魔力

べレン・バホのスタンド
概 要:
スペイン出展社数: 341
展示面積: : 28.200 ㎡
会場 : Feria de Madrid
コンタクト:
Feria de Madrid (IFEMA)
28042 Madrid
Tel.: +34 91 772 30 00
iberjoya@ifema.es
次回日程:
2009年2月
9月10日から14日まで、マドリードが、魅惑的なデザイナージュエリーに彩られてきらめきました。第41回IBERJOYAイベルホヤ(国際ジュエリー・シルバー・ウォッチおよび関連産業展)が開催され、471社の出展社がコレクションを発表したのです。アンドラ、オーストリア、ベルギー、中国、コロンビア、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、インド、イタリア、メキシコ、ポーランド、ポルトガル、トルコ、そしてアメリカなどの海外企業の割合が、出展社全体の32%を超えました。

Adolfo Domínguez

Pedro del Hierro

Pedro Durán
今回、注目されたコレクションのひとつに、スペイン人デザイナー、アドルフォ・ドミンゲス(Adolfo Domínguez)の初めてのジュエリーコレクションがありました。リング、イヤリング、ペンダント、そしてブレスレットの有機的な形にほどこされた、光を受けて輝く精巧なダイヤモンドの装飾が注目されます。これにより、ボヘミアンデザインが、控え目でロマンティックなイメージへと変わっています。このファーストコレクションは、サンパウロ(ブラジル)の組織と共同で推進する社会貢献プロジェクト、ペルチェ(Peruche)の実施に合わせて発表されました。ペルチェは、リオデジャネイロのスラム街に、同じ名前のワークショップスクールを建設することを目指しています。

Pedro Durán

Belén Bajo

Belén Bajo
また、ペドロ・デル・イエロ(Pedro del Hierro)にとっては、イベルホヤが、初めてのウォッチコレクション発表の舞台となりました。彼のデザインするメンズおよびレディスのウォッチは、アルシェコ・グループ(Arsyeco group)が流通を手がけ、ペドロ・デル・イエロのショップおよびコルテフィエル(Cortefiel)のショップで販売されます。スチールやセラミックを用いて、またはセラミックにスチールやポリカーボネートを組み合わせて、優雅で都会的、かつシックなデザインに仕上げています。
スペインのジュエリー、金・銀細工の分野の一流デザイナーといえばペドロ・ドゥラン(Pedro Durán)です。このブランドは「モメントス(Momentos)」と題した回顧展を開催し、100年以上も前にさかのぼったデザインだけでなく、より現代的でありながらも古いデザイン同様に貴重な限定アイテムも展示されました。そのなかには、バイエルン王ルートヴィヒ2世により建造されたノイシュヴァンシュタイン城のシルバーのレプリカもありました。この壮大なレプリカを構成する741ピース、1,557本のナット、そして360ヶ所の窓の材料として、必要とされた銀は全部で52kgでした。そのレプリカの姿は、細部に至るまで本物の城に匹敵するものでした。

Belén Bajo

Luxenter

Majorica
ジュエリーでもっとも若さあふれるスタイルを提案したのはベレン・バホ(Belén Bajo)でした。今回はカラフルな色づかいから離れ、オークルの色合いを大事し、昔ながらの古き良きものというイメージと流行の最先端のデザインを取り入れています。同じようなことが、ルクセンテール(Luxenter)にもあてはまります。このブランドのシルバーアクセサリーでは、今回、水をイメージするおなじみの色合いを使わずに、代わりに力強いブラックやグレーが使われています。
バレアレス諸島発のブランド、マホリカ(Majorica)は、パールの専門技術を生かし、無限のロマンティシズムを追求する「ブーケ(Bouquet)」から若々しさが魅力の「ノット(Knot)」まで、さまざまなラインで最新のデザインを提案しました。軽やかな黒いひもや明るい色のストーンをあしらったデザインです。

Majorica

Majorica

Antonelli
アントネリ(Antonelli)はちょうど30周年を迎えたところです。アントネリは、その伝統的なラグジュアリーと、トパーズやアメジストの色づかいが特色のライン、「ドレスト・バイ・アントネリ(Dressed by Antonelli)」を披露しました。そのクラシカルなスタイルに忠実なアルギオール(Argyor)は、気品が際立つウェディングリングとともに、「コローレ(Colore)」コレクションでは子供向けの興味深いラインも提案しました。ノア・バルセロナ(Noah Barcelona)は、モダンな「リバティ(Liberty)」コレクションを発表しました。一方、マラ・ディセーニョ(Mara Diseño)は、アラブからインスピレーションを得た鮮やかなデザインを発表しました。
9月12日金曜日の午後には、第7回イベルホヤ・トレンド・ファッションショーが開催されました。「イベルホヤ・フューチャー・ショー(Iberjoya Future Show)」と題したショーでは、他の惑星の生命体を表現した宇宙的な最新のセッティングのもと、一流ジュエリーおよび一流ウォッチのデザインを見ることができました。

Argyor

Argyor

Mara Diseño
イベルホヤと時を同じくして、マドリード国際見本市会場では、第43回BISUTEXビステックス(ファッションジュエリー・アクセサリー見本市)が開催されました。アガタ・ルイス・デ・ラ・プラダ(Ágatha Ruiz de la Prada)は、シルバージュエリーのコレクションを発表しました。また彼女は、この機会をとらえて、モーターバイクのヘルメットの新しいコレクションを披露しました。星、ハート、花、そして天真爛漫な絵柄で彩られたヘルメットは、色鮮やかで陽気なアガタ・ルイス・デ・ラ・プラダのスタイルを好むファンにとって申し分ないデザインです。
アレクサンドラ・プラタ(Alexandra Plata)ブランドのデザイナー、アレハンドラ・ヤグエ(Alejandra Yagüe)は、テクスチャーの組み合わせを追求しました。加工なしのシルバーとハンマー加工済みのシルバーの両方が用いられており、レザーやリネン、コットン、パールや天然石があしらわれています。

Ágatha Ruiz de la Prada

Elena Cáncer

Yokana
また、スペイン人デザイナーのエレナ・カンセル(Elena Cáncer)は、ネクタイのように見える長いネックレス、花びらで飾られたメダル、スクエアエッジのリングを提案しました。彼女の特色であるエスニックの雰囲気はそのまま残されています。その点では、ヨカナ(Yokana)も同様ですが、このブランドのベルトは興味をそそります。変幻自在で、ネックレスになったり、スカーフになったりもするのです。ヨカナのファッションジュエリーには、花をかたどった金糸のブローチや、古いコインや樹脂で作られた飴のネックレスなどがあります。
ラガ(Laga)は、コレクションのスタイルに調和するロングネックレスやコケティッシュなペンダントを提案しました。一方、ウノ・デ・シンクエンタ(Uno de 50)はビンテージの雰囲気のデザインとストリートスタイルのデザインを発表しました。ビステックスのラインナップを締めくくるのは、ローラ・カサデムント(Lola Casademunt)による躍動感あふれる色彩の数々、ドラップ(Drap)のきらめくパーティバッグ、そしてパブロ・イ・マヤヤ(Pablo y Mayaya)による、とても魅力的な帽子とヘッドドレスです。

Uno de 50

Lola Casademunt

Pablo y Mayaya
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