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特集
  • 2008年7月22日

    SIMMで早くも来夏の装い

    • 会場風景

  • 概 要:

    スペイン出展社数: 378

    展示面積: : 20.593㎡

    会場 : Feria de Madrid

     

    コンタクト:

    Feria de Madrid (IFEMA)

    28042 Madrid
    Tel.: (+34) 91 772 30 00

    simm@ifema.es

     

    http://www.semanamoda.ifema.es

     

    次回日程:

    2009年1月

第60回SIMM(マドリード国際ファッションウィーク)は19日(土)に記録的な数字を残して閉幕しました。7月17日から19日まで、世界中からおよそ600社、1,000を超えるブランドが参加し、マドリード見本市会場で2009年春夏に向けた、最新のレディスウェア、メンズウェア、水着、そしてアクセサリーが披露されました。

デザイナーのキナ・フェルナンデス(Kina Fernández)は、自身のセカンドライン「Sara & K」を出品しています。このはつらつとしたスタイルは3シーズン目に入っています。フェルナンデスはまた、この機会をとらえてパーティ用のプレコレクションも発表しました。これは、9月のマドリードコレクションでお目見えすると思われるコレクションのプレビューです。空気感のあるファブリックで作られたロングドレスには、選りすぐった鮮やかな色の宝石がちりばめられています。

  • Kina Fernández

  • Oky-Coky

  • Oky-Coky

見本市において経験豊富なオキ・コキ(Oky-Coky)は、セーラーストライプから絞り染めまで、さまざまな模様を単色に組み合わせたデザインで、都会的な女性らしさに忠実であり続けています。そのデザインは、ここ最近のシーズンで大変な人気を博しています。メタリック調のリンネルなど、独創的で斬新なファブリック、そして柔軟な素材が、現代的なデザインの雰囲気を作っています。

SIMMでは、アルバ・コンデ(Alba Conde)もまた、ブラックとホワイトの「レディーな」ドレスから、ヒッピーなフローラルプリントまで、多様なサマーコレクションを発表していました。また、彼女は刺繍をほどこしたドレスや飾り穴を開けた布などの純真な装いも提案しました。彼女は、自身初めてのバッグのコレクションを近々発表する予定であること、そしてそれらのバッグが2009年夏に発売されることを明らかにしました。パーティウェアでは、コンデは、ギピュールレースや革のアップリケを用いたり、しずく形の布にシルクサテンやタフタの装飾をほどこしたりするなど、層を重ねていくデザインを創りあげました。この見本市の開会をつとめたレティシア皇太子妃もこのブースで足を止められ、このデザイナーの作品をご覧になりました。

  • Alba Conde

  • Mirto

  • Selvatgi

ミルト(Mirto)は、レディスファッションに合わせて最新のメンズシャツを作りました。このブランドは、リバティプリントのブラウスなど、よりクラシカルなデザインとともに、ファブリックやゆったりしたシャツと対照をなして引き立つカフスのような新しいディテールも追求しました。2シーズン目に入ったこのブランドのジャケットは、ピケなどクラシカルなシャツのファブリックに合わせています。また「オックスフォード」をエレガントなブレザーに仕立てています。ポロシャツの領域において斬新な試みがそれほど見られないことから、彼にとってのデザインの選択肢は、よりいっそう伝統的なものであることがうかがえます。

セルバッチ(Selvatgi)は、定番である、ベーシックなパンツのコレクション「オンライン(On-Line)」を、より都会的なラインとともに出品しました。イブニング用のデザインは、慎み深くて実用的であり、装飾面であまり主張しすぎないものです。トイペス(Toypes)はフローラルから芸術品のようなプリントまで、プリントにおける最高の多様性を追求しています。これらのプリントは、全体の装いがクラシカルな上品さを醸し出すようにコーディネートされた洋服にほどこされています。ホタ・マス・ヘ(Jota más Ge)のコレクションでは、ギリシャ神話のミューズがインスピレーションを与えており、その特徴となっているのは、ギリシャの図像学をもとにして編み出された、このブランド特有のオリジナルプリントです。

  • Toypes

  • Jota más Ge

  • Mercedes de Miguel

メルセデス・デ・ミゲル(Mercedes de Miguel)は、より都会的なラインとパーティウェアを組み合わせており、それが印象的な調和をなしています。私たちのお気に入りは、印象的なフューシャピンクのシルクオーガンザでできたドレスとローズをふんだんにあしらったスカート、樹脂によるディテールをほどこしスタッドをちりばめたオリジナルラインの財布です。

よりいっそうカジュアルなのはエリサ・コルテス(Elisa Cortés)です。そのエスニックなスタイルはブラウン、ベージュ、ブラックのアフリカンプリントでいっぱいです。もっとも人気のあるブースのひとつがフラメンコ(Flamenco)でした。刺繍をほどこしたカフタン風ドレスやXXLバッグ、バレーフラットなどには、エスニックとアンダルシア風のミックススタイルという哲学がはっきりと現れています。

世界のエマージングマーケットの中でも最強の2ヶ国、ロシアと中国において事業展開を始めたばかりのスペインブランド、フエンテカパラ(Fuentecapala)は、マスタード、コーラル、ベージュなどの暖色に鮮やかなプリントを組み合わせたレディスコレクションを出品しました。シルエットやカットはクラシカルでありながら最新のものに進化しており、他の洋服によく合うパーカがとりわけ印象的でした。

  • Elisa Cortés

  • Flamenco

  • Fuentecapala

若さのスピリット
ママタヨエ(Mamatayoe)のナチュラルで環境にやさしいスタイルは、母なる自然からヒントを得た、鮮やかな色のコレクションにはっきり現れていました。葉や花などのオーガニックモチーフが重ねられたり刺繍されたりして、独自のコントラストで洋服を彩ります。また、イアン・モシュ(Ian Mosh)のデザインでも、オーガニックがインスピレーションを与えており、ファブリックが自由な組み合わせで取り混ぜられた、一様でないデザインの洋服が提案されています。

  • Mamatayoe

  • Ian Mosh

  • Muchacha

この見本市でもっともカラフルなブースのひとつがムチャチャ(Muchacha)のブースでした。ミリタリーからエスニックまで、さまざまな洋服に、プリントや刺繍、フリルがほどこされており、人々の心を動かすように融合されているコレクションです。ヴァン‐ドス(Van-Dos)は2009年春夏に向けて、控えめでくすんだ色づかいと大変独創的なパターンによる、フェミニンな都会派スタイルを創りあげました。ここでもやはり、ストロベリーとピスタチオが主役の色になっていました。これからの季節、きっと根強い人気色となるでしょう。

ラガ(Laga)もSIMMでその地位を確立していますが、今回出品したコレクションでは、フリルやタックなどのディテールに富んだ、はつらつとした現代的な洋服を、くすんだ色合いのイングリッシュスタイルおよびビンテージ風のプリントで彩ったスタイルが主流になっていました。

  • Van-Dos

  • Laga

  • Anauve

アナウベ(Anauve)もまた、大変人気がありました。プリーツをほどこした、くすんだ色合いのスエードの財布や、注目を集めるようにデザインされた粋なヘッドドレスなど、ファッションとアクセサリーに対する上品で独創的なアプローチが人気の理由です。

ニットはSIMMの人気者
もっとも伝統的なニットウェアメーカーのひとつ、ナウロベール(Naulover)は、パステルカラーのトップスやツインニットを流れるようなスラックスと合わせた最新のクラシックラインを出品しました。モントト(Montoto)もまた、アースカラーとフローラルプリントを組み合わせた上で、さまざまな仕上げをほどこした、思慮深いアプローチを追求しました。ディクトンズ(Dikton´s)は、亜麻色からラズベリーまでさまざまな色を用いて、極上かつ最新のニットを追求しました。そして、ベーシックでありながら独特な洋服には、スカイブルーやピスタチオなどの色も使われていました。

  • Naulover

  • Montoto

  • Dikton´s

すぐにでもパーティへ
ミレイア・ビスベ(Mireia Bisbe)、マティルデ・カノ(Matilde Cano)、そしてアナ・トーレス(Ana Torres)は、ドレープ、フリル、ミニフリルなど手の込んだクチュール技術を駆使するだけでなく、ラインストーンやスパンコール、宝石などをあしらい豪華に装飾をほどこしたロングドレスによって、SIMMでもっとも華やいだ分野のデザインを提案しました。その鮮やかな色が、オーガンザ、サテン、シルクなどの優美なファブリックから生み出されたデザインの魅力をより高めています。

  • Mireia Bisbe

  • Matilde Cano

  • Ana Torres

デ・ラ・シエルバ&ニコラス(De la Cierva y Nicolás)は、小さいながらも仕立てのよいパーティコレクションを追求しました。それは空気感のある、ローズをふんだんにあしらったオーガンザによるもので、色はおもにブラックとホワイトです。

夏のアクセサリー
ヨカナ(Yokana)の2009年夏のコレクションでは、エスニックでシックなスタイルから一段階進んで、鮮やかな色の大きな樹脂のピースでできたXXLネックレスを提案しました。ペイズリー柄、ストライプ柄のカチーフや、宝石で飾った革のバッグや財布が、刺繍をほどこしたカフタンによる装いを完成させていました。モ・バイ・マリア・ロカ(Mo by María Roca)もまた、SIMMをよい機会ととらえて数々のアクセサリーを出品しました。深い色のレトロな留め金付きバッグや、活力を感じさせる色合いの、加工された革の小物が揃っていました。このブランドのチュールバッグのラインはちょっとしたセンセーションを巻き起こしました。

  • Yokana

  • Lola Casademunt

  • Drap Barcelona

ローラ・カサデムント(Lola Casademunt)は、来年夏に向けて、暗めの色合い、パテントレザー、スネークプリントなどを選びました。一方ドラップ・バルセロナ(Drap Barcelona)は今回のコレクションでクラシックスタイルに回帰し、スパンコールやラインストーンできらめくパーティシューズやハンドバッグを提案しています。

インドゥストリアス・ソンブレレラス・エスパニョーラス(Industrias Sombreras Españolas)は「フェイルスワース(Failsworth)」ブランドをSIMMに出品しました。クラシックスタイルのパーティ用の帽子、そして羽や控えめな宝石で装飾をほどこした、ラフィアでできているヘッドドレスなどを、幅広く提案しています。女性用の帽子のブランド大手ではもうひとつ、パブロ・イ・マヤヤ(Pablo y Mayaya)が、パープルとコーラルのグラデーションを織り成すオリジナルのチュールを、年数を経たような味わいのラインストーンとキジの羽で飾り、インディアン風の装いを追求しました。お茶、ジャスミン、クローブなどのスパイスまで使用しているデザインもありました。

  • Failsworth

  • Failsworth

  • Pablo y Mayaya