ストックホルムの細い通りをそぞろ歩きし、数多くの橋を渡り、選りすぐりのスペインファッションブランドを探しました。
ストックホルムの風景
ストックホルムはスウェーデンの文化の中心となる都会的な街で、この街の「コンサートホール」において、ノーベル賞の授賞式が行われます。しかしそれだけではなく、ストックホルムはスカンディナビアでもっとも美しい自然豊かな楽園でもあります。14の島々から成り、旅行者たちから「北欧のヴェネツィア」と称されるストックホルムには、さまざまな地域を結ぶ57もの橋があり、メーラレン湖やバルト海のすばらしい景観を見せてくれます。この街こそ、ハッピーでハーモニーが心地よいポップグループ、アバが誕生するにふさわしい街であったのでしょう。アバの歴史はストックホルムと密接に結びついています。
しかし、スウェーデン人が堪能するのは音楽だけではありません。ストックホルムは第7芸術(映画)でも有名な街で、グレタ・ガルボやイングリッド・バーグマンの生まれ故郷です。さらに『ぼくのエリ200歳の少女』や『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』などの映画の舞台にもなっています。権威ある国際映画祭が毎年開催されるとともに、スペイン映画に注目するものもあります。スペイン文化への関心が高まっていることの表れです。
スウェーデンのデザインはきわめてユニークで、ストックホルムのファッションウィークは、国際的なファッションショーの中でも高く評価されています。しかし、ここでは、ストックホルムで独自の役割を演じているスペインのデザインに目を向けてみることにします。
私たちの最初の目的地はハムンゴッタン8番地です。ザラ(Zara)がストックホルムに展開する4店舗のうちの1店舗があります。他のショップはドロットニング通り68番地、スチューレガレリアン6番地、そしてナッカ・フォーラム(フォールンヴェーゲン12番地)にあります。ここでは、あらゆる顧客層に向けたトレンドを取り入れたウェアがそろい、それらはザラの代名詞であるすぐれたコストパフォーマンスで提供されています。
また、ナッカ・フォーラムにはマンゴ(Mango)のショップもあります。現在ストックホルムに4店舗を展開していることから、この街の少女たちに絶大な人気があることがよくわかります。他のショップはオレヴェゲン59番地、キスタ・ガレリア内、およびセルゲルガータン2番地にあります。また、スチューレプラン4番地にはコーナーもあります。
そのまま歩いてヌブロゴッタン 10番地にやってくると、セレクトショップのマルツィオがあり、超フェミニンなラインと上質の素材、個性的なスタイルが特徴のスペインブランド、プーラ・ロペス(Pura López)のシューズを常時取り扱っています。唯一無二の魅力を大切にする、南京錠でおなじみのブランド、ウノ・デ・シンクエンタ(Uno de 50)もここで取り扱われています。このブランドは各商品を50個ずつしか作らないブランドで、ひとつひとつが手作りです。このような特色がスウェーデン人たちの間で大いに好まれており、これらの人々は同様にコンチャ・ディアス・デル・リオ(Concha Díaz del Río)を支持しています。ストックホルムにはウノ・デ・シンクエンタの直営店はありませんが、デイスス(フッムレゴーツゴッタン 9番地)、およびニブ(リングヴェゲン 8番地)というふたつの主要セレクトショップで取り扱われています。
スチューレガレリアンには、テディベアモチーフのジュエリーブランド、トウス(Tous)の直営店があります。トウスのアクセサリーは今やストックホルムの数多くの人々の首回りを飾っています。スチューレガレリアン26番地にやってくると、マッシモ・ドゥッティ(Massimo Dutti)がメンズ、レディス、子供向けの最新ベーシックを提供しています。インディテックス(Inditex)が展開するこのブランドのウェアは、ノルモールストルグ1番地でも購入できます。
ストックホルムのビブリオテクスゴッタンは、ニューヨークの5番街に匹敵する通りで、この街の選りすぐりのショップが集まっています。ですから、ペドロ・ガルシア(Pedro García)などの高級ブランドがこのロケーションをチョイスするのも驚くにあたりません。ペドロ・ガルシアは9番地のリッツォや、20番地のサバンナで取り扱われています。さらに高級シューズで名高いスペインブランドがもうひとつあります。マグリット(Magrit)です。スチューレガレリアン2番地にあるスコール・モールで取り扱われています。
さらに、シェーレグ18番地にあるアリカンテ・シューズも見逃せません。あらゆるスタイルに味わいを添えるのにうってつけのシューズが見つかります。
プロノビアス(Pronovias)は1964年からブライダルウェアおよびパーティーウェアを主導してきたブランドです。ストックホルムではソーデルス・ホグティツクレデル(ホルンズガータン114番地)、およびブローロプスヴィッテン(スベアバーゲン51番地)のふたつのセレクトショップで取り扱われています。
かつては労働者層が住む地域であったセーデルマルム島に向かうと、そこは今や超クールな街であり、型にはまらないアートギャラリーや、インディなウェアを扱うショップがあふれています。ボンデガータン46番地にはショロモラというショップがあり、この地域のトレンドセッターたちに大人気のポティ・ポティ(Poti Poti)のデザインが販売されています。シルビア・サルバドール(Silvia Salvador)とナンド・コルネホ(Nando Cornejo)はいずれも、もともとはアーティストであるデザイナーです。このふたりが手がけるポティポティのコレクションはポップカルチャーの影響を受けています。
その近くの50番地には別のセレクトショップがあります。サラ・クラウジンです。ここではカスタニェール(Castañer)を取り扱っており、伝統的な作りでありながら最新のスタイルが魅力のエスパドリーユがそろいます。ストックホルムのあちこちでこのエスパドリーユを履いた人たちを目にします。その近くのゴートガータン28番地にもボンシューズというショップがあり、最新デザインを求める人々のためのメンズ・レディスのシューズをそろえています。ここでは、メンズ・レディスのエコシックなシューズを届けるピコリーノス(Pikolinos)と、ストックホルムの人々の共感を得ているカンペール(Camper)が取り扱われています。テグネルガータン14番地のシュースケープでもピコリーノスとカンペールが取り扱われています。また、カンペールはそれ以外にもフッムレゴーツゴッタン 20番地のシュースケープ、クングスガータン53番地のクヌルプ、ゴートガータン42番地、および5B ウォールモル・ウクスクルスゴッタンにもあります。さらにクヌルプでは、厳しい環境基準に則って作られるエル・ナチュラリスタ(El Naturalista)のシューズも販売されています。エル・ナチュラリスタは、ホルンズガータン41番地のズーム、コーラヴェーゲンにあるブランドスでも取り扱われています。
ゴートガータン46番地にあるセレクトショップ、サミラでは、アンドレ・サルダ(Andrés Sardá)の優美な水着とインナーが取り扱われています。また、パルラン(ソデルホラルナ)や、グスタフ・メルビン(ヴェステルローングゴッタン47番地)でも取り扱われています。
マストアイテムであるミサコ(Misako)のバッグ、スーツケース、財布などをベストプライスで手に入れるには、キスタ郊外に向かわなければなりません。ミサコのショップがキスタ・ガレリア(Box 1220 164 28)にあります。また、ここにはキックスというコスメショップがあり、色鮮やかでつややかなアガタ・ルイス・デ・ラ・プラダ(Agatha Ruiz de la Prada)のリップクリームを取り扱っています。
楽しさと色彩があふれるショップを探すなら、タビィ地区にあるデスイグアル(Desigual)に向かうことになります。タビィ・セントラム・モール内にあります。ここでは少し遠すぎるということでしたら、プラグ・オーデンプラン(オーデンガータン75番地)や、レバ(ホルンズガータン60番地)、グンテル・オルッソン・クラデル(ゴートガータン26番地)、ナモ(ソンクト・エリクスゴッタン45番地)、アーレンス(リングヴェーゲン10番地)など、数々のセレクトショップでデスイグアルの商品が販売されています。
ショッピングで充実した1日を終えたら、ストックホルムの緑地帯であり、世界初の都市部の国立公園であるエコパーケンで新鮮な空気を吸ってエネルギーを回復しましょう。