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企業特集

チエ・ミハラ、東洋と西洋が出会う場所

2007年7月23日

チエ・ミハラの素敵なデザインに魅せられたのはセレブリティだけではありません。 ハリー・ポッターの魔女たちもはいています。 Fashionfromspainはこのデザイナーにインタビューするため、バルセロナに行きました。

チエ・ミハラさんはスペイン人、ブラジル人、それとも日本人ですか?

私はブラジルのポルト・アレグレで生まれ育ちましたが、家族は日本出身です。18歳の時にファッション・デザインの勉強のために日本に行き、一流で常に最先端をいくオートクチュール・デザイナーのもとで仕事しました。それからニューヨークのファッション工科大学(FIT)のアクセサリー・デザイン学科で5年間勉強しました。その後スペインに来て、ここでコレクションを行っているフランスの会社のシャルル・ジョルダンで2年間働きました。

なぜスペインにいらしたのですか?

米国を離れたとき、靴を作れる国を探していたのですが、候補地はスペインかイタリアだけでした。というのは、ヨーロッパに行こうと決めていたからです。スペインで、どうにか良いツテを見つけました。それができたのは、ここが住むのに素敵な場所だということがわかってからでした。さらに良いことに、現在、エルダ(アリカンテ)の村に住んでいます。以前は東京やニューヨーク等の大都会にしか住んだことがなかったのです。スペイン人と結婚し、子供も3人生まれたので、今ではすっかりここに落ち着いたと言えます。

3つの文化のうち、あなたが最も影響を受けているのはどれですか?

女性らしさや官能性についてはブラジルで、シンプルなところや物事を新しい角度から見る能力という点では日本だと思います。私の実践的な"やるしかない"という態度はとてもアメリカ的ですが、性に合っているのはスペイン文化です。現在のスペインでは靴を100%手作りすることはできないので、産業的な製造工程を経ていますが、私の靴は常に職人技が生きています。

初めて靴をデザインしたのはいつですか?

カルバン・クラインやアンナ・スイといったデザイナーが学んだ FITにいた時です。とてもヒールの高いプラットフォーム(厚底靴)でした。最後に靴を履いてみると、ヒールと靴底がばらばらの方向になりました。これはとても良い教訓となりました。靴の作り方を知っていると思っていても、実際には難しいことがわかります。

なぜ靴を選んだのですか? 家族代々の仕事だったのですか?

いいえ、全く違います。私の家族で靴に携わっているのは一人もいません。私はずっとファッションが好きでした。日本で働いていたとき、ファッション産業がとても厳しい世界なので、挫折したのです。でも、米国に行って彫刻を半年間学んだのですが、やはり私にはファッションが必要だと感じました。この2つをどのように組み合わせたかと言うと、靴を作るのが1つの方法だという結論に至ったのです。ニューヨークにはFITがあったので、靴に限らず、あらゆる種類のアクセサリーを作るトレーニングを積みました。

“弊社では製品の90%を輸出しており、主に米国向けです。”

チエ・ミハラがブランドになったのはいつですか?

5年前にエルダ(アリカンテ)で創設しましたが、またたく間に成長しました。第3シーズンまでには、海外でも知られるようになり、全てがとても速く起こりました。現在では12人います。夫と私で会社を設立しました。彼は靴底を作っています。靴には全ての部品に各々の産業があるからです。義兄は父親から引き継いだ靴工場を所有しており、この工場では30年以上もシャルル・ジョルダンの靴を作っています。背景には長い伝統と優れた水準があります。我々はわずか千足からスタートし、今では年間10万足以上の靴を生産しています。5年で成し遂げたにしては、悪くないと思います。第3シーズンから利益が出るようになりましたが、たった1年半しかかかりませんでした。

10万足のうち、どれくらいを輸出しているのですか?

90%は主に米国、ドイツ、フランス、ベルギーに輸出しています。ベルギーではとても売れ行きが良く、我々がほぼ完璧にカバーしている市場です。割合から言うと、我々の靴が最も売れているのはベルギーです。

チエ・ミハラのベスト・セラーはなんですか?

たいてい個人的にはあまり重要でないデザインです。例えばビガス・モデルがあります。これはプレスで多く取り上げられた皮ひも付きのサンダルで、多くの会社で類似品が作られました。

あなたにはデザインチームがいるのですか?それとも全てご自身でやっているのでしょうか。

デザインは全て私が行っています。更に、靴やバックが完全に出来上がるまでは、誰の意見も求めません。夫の意見も聞きません!

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