2009/10秋冬コレクション
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2010年1月18日
15年前、ロレアック・メンディアン(Loreak Mendian)は、サン・セバスチャンの港に小さなサーフウェアショップをオープンしました。友人同士のビクトル・セルナ(Víctor Serna)とシャビ・ジリキアン(Xabi Zirikian)のふたりは、音楽や芸術、サーフィン、そしてスノーボードなどへの自分たちの情熱からインスピレーションを得て、グラフィックの要素を強く打ち出したブランドを創設することを決めました。現在よく知られているマーガレットの花をロゴとしてチョイスしたことにより、最初の成功がもたらされました。そして、常に若さがあふれながらもいっそうくつろいだ雰囲気のメンズ、レディスのストリートウェアが、引き続き成功をもたらしています。
私たちは、ロレアック・メンディアンの共同創設者であるビクトル・セルナ氏からさまざまなお話をうかがいました。このブランドは現在直営店を12店舗展開し、そのうち1店舗はメルボルンにあります。また、現在はヨーロッパでの事業拡大に照準を合わせています。
カリフォルニアのサーファーブランドが数多くあるなかで、バスク自治州のイルンで生まれた小さな会社が、どのようにしてその名を知らしめたのですか?一般的なストリートファッションやサーファーファッションのスタイルとは、かなり異質であるにもかかわらず、素晴らしい成果をあげたと思います。アメリカ、イギリス、フランス、イタリアといったさまざまなブランドの中にあって、当社は自分たちの力でニッチマーケットを見いだすことができました。私たちの場合、バスク地方という、これらの国以外の地域で生まれたことで、ブランドも違う感覚や新しいタイプのエネルギーを持っていると思うのです。それは、私たちが作る製品そのものや、コミュニケーション方法にいたるまで、すべてにおいて反映されているのです。そして全体として、大勢のなかで際立つことができるのです。目下の課題は、さらにブランド展開を進め、ヨーロッパでの知名度を高めることです。今のところ、当社がヨーロッパで展開しているショップはパリ1ヶ所だけですので。
2010春夏シーズンのカタログでは、よりくつろいだ雰囲気の世界が広がっています。レディスウェアには、ある種のロマンティシズムすら備わっています。ロレアック・メンディアンのスタイルはどのような方向に向かっているとお考えですか?
当社は、サーフィンとスノーボードの世界に強い結び付きを持ってスタートしました。私たちが向かったのはこの方向であり、自分たちで買っていたウェアもこの種類のものでした。私たちにとって、事業を始めるにはこれが自然なやり方でした。初めて当社の広告を出した雑誌はサーフィンの雑誌でした。同様に、初めての見本市、初めてコレクションを売り出したショップも、サーフィンに関するところでした。今日でも、この世界は私たちのお気に入りであり、このようなショップで引き続き販売していきます。しかし、時が経つにつれて、ある一定の商品群、たとえばメンズのバミューダパンツやレディスのシャツなどがはるかに重要になってきていることがわかりました。コットンのウェアやTシャツ、スウェットシャツなどからスタートした数年前には、そんなことは想像もできませんでした。
それでは、ロレアック・メンディアンのターゲットは、そのスタイルとともに変化したのですか?
今のところ、私たちは非常に多様な販売チャネルを持っていますので、サーフショップでもブティックでも、当社の商品が販売されています。顧客年齢層も幅広いです。当社は12歳から14歳までとそれ以上の年齢層を対象にスタートしましたが、当社の扱うウェアは自分たちでも着られるものがほとんどです。そして、私たちが着ないのならば、私たちの子供が着るでしょう。
「スタイルに関して言えば、マーガレットのロゴは、何年経っても健在です。今でもTシャツやスウェットシャツに用いられています。」
ロレアック・メンディアンといえば「マーガレットのブランド」だと、多くの人が考えています。車のバンパー、さまざまなTシャツやスウェットシャツでおなじみですが、このマーガレットのロゴはどのようにして生まれたのですか?
このロゴはごく自然に生まれたのですが、成功したと思っています。私たちが初めて作ったTシャツに登場しました。何年経っても健在で、今もTシャツやスウェットシャツに用いています。各コレクションにおよそ30のさまざまなロゴがありますが、それでも人々の記憶にもっとも残っているロゴはこれなのです。