ムニック 広告イメージ
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2010年1月04日
スペインのスポーツシューズ専門ブランドのムニック(Munich)は、過去10年間で、その象徴となるデザインやトレードマークの「X」を新たにしてストリートシューズのプレミアムブランドとなりました。洗練されたデザイン、上質のレザー、そして都会的なファッションのおかげで、ムニックのシューズは、流行の先端であり続けたいと考えるエネルギッシュな若者たちにとっての必須アイテムとなっています。
イタリアを主要マーケットとするムニックは、20%の成長率を記録して2009年を締めくくる見込みです。同族企業であるムニックの3代目で、マーケティング・ディレクターのハビエル・ベルネダ(Xavier Berneda)氏によると、お客様の声に耳を傾けることこそが成功の秘訣であるということです。
スポーツシューズを作り続けて70年が経ち、ムニックは現在もっともクールなブランドのひとつに変貌しています。スポーツシューズとファッションシューズの比率はそれぞれどの程度なのですか?
当社の売上高の65%がストリートスニーカー、35%がスポーツシューズとなっています。ファッション界の実力者がスポーツのリーダーよりも優位に立っているのだと私はいつも言っています!個人的には、常々、自分自身のことをスポーツマンだと考えています。しかし、創業当初から当社はチャレンジを好んでおり、ファッションは確かにチャレンジだったのです。そして、やっと当社が求めてきた事業バランスに到達したのだと思います。
ムニックのアイコン的なファッションシューズのコレクションは「スペシャル・エディション(Special Edition)」コレクションであり、その象徴となるスニーカーが「ゴール(Goal)」ですね。このデザインはどのようにして生まれたのですか?
このアイデアはイタリア人のディストリビューターによるものです。「ゴール」には歴史があるので彼は「ゴール」を気に入っていました。このシューズは当初、フットサル用に生まれたのですが、それこそが彼が求めていたものでした。1999年に当社はその靴型を少し変更してデザインを新しくしました。その後、当社が現在販売しているものがやっとできあがりました。企業というものは、いつも耳をすませていなくてはなりません。当社がファッションシューズとして販売している製品モデルは、「ゴール」、「アクロポル(Acropol)」、そして「ロック(Roc)」のみです。子供向けのバージョンもそろえています。
ムニックのトレードマークはファッション界でもスポーツ界でもよく知られていますが、これは、ブランドのロゴ「X」がシューズのサイドにあしらわれていることが大きいですよね・・・
「X」のロゴは、シューズのフロント部分とバック部分を縫合する際に当社が利用する縫製方法の結果として生まれました。片側から反対側につながる帯状のものを挿入しているのですが、「X」のロゴはその縫い目を隠すためのものだったのです。ムニックは常に革新者となってきました。サッカーシューズのソールにゴムを注入したのは当社が初めてでした。また、一般的であった黒ではなく、白いサッカーシューズを作りました。そして、普通のサッカーよりも小さくて重いボールを使うフットサル用に特別にデザインしたつま先部分を作っています。しかし、本当の難しさは、各デザインにつき500~600色も作っているところにあります。
「ムニックがバスケットボールシューズを作らなかったならば、現在のレトロなデザインのデビューはあり得なかったでしょう。」
スポーツシューズの専門ブランドがストリートシューズブランドとなるには、大変強力なコミュニケーション戦略が必要ですが、ムニックはどんなアプローチをとっているのですか?
まずは商品の強みを売り込む方法に精通するコミュニケーション・オフィスを備えなくてはなりません。ムニックの場合、商品の強みとは、上昇志向を持ち、最新のものであること、そして最上質のレザーを使用していることです。また、商品には独自の歴史やアイデンティティーも必要です。ムニックがバスケットボールシューズを作らなかったならば、レトロなコレクションのデビューはあり得なかったでしょう。さらに、パートナーすなわちショップも重要です。ショップウィンドウのディスプレイが最高のものでなければ、ショップウィンドウに飾らない方がましでしょう。そして、プレスとも緊密に連絡を取り続けていなくてはなりません。