05/06秋冬コレクション
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2005年10月31日
ホス・イントロピア(Hoss Intropia)は単なるブランドではありません。独特なイクレクティック(折衷主義的)なスタイルは、自分らしさの表現手段です。ホス・イントロピアは、他人とは異なるスタイルを求める自立した女性の心を捉え、数々の国で受け入れられてきました。流行を追い求めることを拒絶し、流行を作ることを止めたのです。人目でわかる個性溢れる洋服は、新しいアイディアの世界を探し、クオリティーを追求するマルチカルチャーチームによって生み出されています。
ホス・イントロピア・ブランドと、その個性的なアプローチのバックには、ブランドネームの由来でもあるイントロピアの人たちに対する社会的使命感を持つグローバル企業が控えています。その才能と野心溢れるチームは、ジェネラル・マネジャー、ラファエル・アビトボル(Rafael Abitbol)によって率いられています。Fashionfromspainでは、ホス・イントロピアの活動の原動力が何か、そして最新情報を知るために、ラファエル・アビトボルとマーケティング・マネジャー、ハビエル・G・サン・ミゲル(Javier G. San Miguel)を訪ね、お話をうかがいました。
ホス・イントロピアは名声を手に入れた若きブランドです。そのすべてはどのようにして始まったのですか?
ラファエル・アビトボル(以下R.A.)ホス・イントロピアのアイディアは、1994年に二人の友人の話から始まりました。その二人、現在の社長であるコンスタンティノ・エルナンデス(Constantino Hernández)と若き女性デザイナーは、ファッション界に新しいコンセプトを立ち上げようとしていました。二人の相性はまさにぴったりでした。エルナンデスはビジネスを担当し、デザイナーはTシャツや洋服にユニークで個性的なスタイルを与えました。彼らは、大胆でクリエイティブな野心と強力な社会とのコミットメントを武器に、ゼロからのスタートを切ったのです。1997年、最初のショップをサン・セバスチャンにオープンするまでは、セレクトショップで販売しました。そして実際に立ち上がったのは、新しい出資者が現れ、ビジネスプランがきちんと出来上がった1999年の暮れのことでした。それからは順調で、スペイン国内に5つのショップをオープンし、ホス・イントロピアは大成功を収めたのです。
ホス・イントロピアが社会的側面での活動をするのはなぜですか? 実際にはどのように関わっているのですか?
R.A.- このことを正式に公表していないので、マーケティングに使いたいとは思っていませんが、当然関わっています。実際、社名は、イントロピアの人々を支援するというイニシアティブに由来していますし、社の設立の時からずっと関わり続けてきたのです。この共同プロジェクトはこれからも続けていこうと思っていますが、たとえば女性問題に焦点を当てたマイクロクレジット(発展途上国の零細企業や女性の起業に低金利で小額の融資をする制度)や、生産が行われているインドや香港でのトレーニングワークショップなど、当社のアプローチや目標に合った別の活動も捜し求めています。
ホス・イントロピアの洋服にはたくさんの個性がありますが、ホス・イントロピアのコンセプトはどのようなものだと言えますか?
ハビエル・G(以下J.G.)‐ブランド価値の主なものは、オリジナリティー、バラエティーそしてイクレクティシズム(折衷主義)です。私たちは自分たち独自のやり方が好きです。アーティスティックな自由が私たちの活力で、ファッションを追いかけようとは思っていません。製品にファッションは登場しません。それがデザインチームにとって必要不可欠で、私たちのビジネスのやり方なのです。
そのオリジナリティーが、ホス・イントロピアの強さの一つだと思うのですが……。
J.G.- パーティーウェアが適切な例ですが、特に大きな成功を収めています。このパーティーウェアは、普通のコレクションとは大きく異なるものです。そのニットのファブリックは特別な仕上げでデザインされていますし、プリントパターンにはオリジナルな色彩が使われています。