クキート・ベビー
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2012年1月30日
現在のクキートの市場展開について教えてください。
30ヶ国以上に輸出をしていますが、我が社の主要市場はスペインです。そしてクキートは、いささか他社とは違うビジネス方法をとっています。海外においては3~4年前までは販売業者と取引していたのですが、その結果、我が社の商品の行方がわからなくなることがあったので、いまでは市場への直接参入も行っています。この3年というもの、我が社はイタリア国内に事務所を置き、そこを通じて直接、商品取引を行っていますし、目下、我が社はイタリア、フランスに独自の代理店ネットワークを構築しており、それによって末端消費者と直接、接触することが可能になっているのです。
クキートの主要海外市場であるイタリアとフランスのほかは、ポルトガル、イギリス、ドイツ、オーストリア、スイス、ロシア、ブルガリア、メキシコ、カナダ、アメリカ、南アフリカにも進出しています。また、有名ブランドを販売する主要小売チェーンのオーナー、そして提携中国企業を通じて実現した最近の中国進出にも大きな期待をかけていますし、クウェートにも2ヶ所の販売拠点があります。
御社には直営店舗はありませんが、オンラインショップは開設されないのですか?
我が社に直営店がないのは、わたしたちが4歳児までの靴しか作っていないからです。もしも、さらに幅広い年齢層のラインを出すことになれば、そのときは直営店の開設を検討するかもしれませんが、あくまでも将来的な話ですね。
現在、我が社は直営オンラインショップの開発に取り組んでいます。また、だからといって急に売上が飛躍的に伸びるというものではないことはわかっていますが、クキートは大手の世界的オンラインプラットフォームに進出することを考えており、2012年中の実現に向けて交渉をスタートしています。
クキートの今後についてお聞かせいただけますか?
我が社は「クキート・アップ」そしてこのたびの「ガテア」ラインの創設により、この3年間、成長、発展を続けてきました。そして現在はシューズ市場に商品を提供するための新たなシステムと商業的ネットワークを構築しています。ベビーラインはこれまで衣料品店で販売していましたが、現在では歩くことができる子供たちのためのラインも展開していますので、歩ける年齢の子供用シューズを売るための場所は、靴屋ということになりますからね。我が社は市場調査、販路の拡大、そして末端消費者の需要を生むために多額の投資を行っています。また、短期計画のひとつとして、我が社はコミュニティ、すなわち顧客がクキートにアプローチすることができて、わたしたちとやりとりができるようなフォーラムの開設に取り組んでいます。
平均して年に12万人から13万人の赤ちゃんが我が社のシューズを履いてくれていますが、わたしたちが望んでいるのは成長しても、彼らが我が社の固定客でいてくれることです。これを実現させるためには、母親たちを固定客として取り込むことが非常に重要であり、我が社は、おそらくこの新しい未来像を要約している「ともに歩こう」というスローガンを掲げています。
クキート企業情報:
所在地:POl.Ind.La Closa. C/ Matricers 1. Meliana (Valencia)
製造数:約70万足
従業員数:45名
年間売上高:およそ500万ユーロ
見本市:FIMI(バレンシア)、ピッティ・ビンボ(フィレンツェ)