シャビエル・サソとクララ・ブルルは、エッジーなレディスウェアブランドであるサソ&ブルル(zazo&brull)のデザイナーです。ともにロンハ・デ・バルセロナとアメリカのミッチェル・スクールで学んだ彼らは、2000年にガウディのキャットウォークでデザイナーとしてのスタートを切りました。その後、ふたりは2003年にSIMMマドリード・ファッションウィークに参加、東京で行われたIFFにも出展し、海外市場に打って出たのです。
現在、サソ&ブルルはバルセロナを拠点とし、この地に直営ショップを置いているほか、スペイン国内に8箇所、フランスに5箇所、アトランタに1箇所、オーストリアに2箇所の販売拠点を持っており、さらに直営のアクセサリーオンラインショップも展開中です(リンク)。
シャビエルとクララは服のボリュームを自在に操り、コントラストのはっきりしたストラクチャーや動きのあるファブリックを活かした作品を生み出す天才です。なお彼らのコレクションには、スペインのアトリエで作られた、細部にまで美意識の行き届いたデザインが含まれています。コレクションには、ふたりの豊かな想像力が生んだロマンチックなビジョンが反映されていますが、どこかダークなニュアンスがサソ&ブルルの持ち味となっています。
彼らはブレッド&バター、ランデブー(パリ)、モードファブリック(アムステルダム)、MQ(ウィーン)といった国際見本市に出展しているほか、080バルセロナ、バレンシア・ファッションウィークに参加しており、ガウディ・ブライダルウェア・ファッションショーやサンタクルスのボリビア・モーダにも招かれています。
服に意味を与えたいという情熱を持つシャビエルとクララは、ジェノバの現代アートセンターで開催されたアリシア・フラミスの<Wouldn’t it be nice…>という企画展や、アムステルダムのアネット・ゲリンク・ギャラリーの<From China with love>展ではスウェーデン人アーティストのビョン・ターゲモセとなど、他のアーティストたちとのコラボレーションを行っています。
彼らの作品はイギリス版ヴォーグ(マリオ・テスティーノ撮影)、フランス版ヴォーグ、スペイン版ヴォーグ、イタリア版グラマー、フランスのロフシェルなどといった一流ファッション誌に掲載されています。
さらに、サソ&ブルルは2010年度<マンゴ・ファッションアワード>の10組のファイナリストのなかにスペイン人で唯一選出されました。