
デザイナーのミケル・スアイは、1972年にバレンシアのハティバで生まれました。ファッション界に深いつながりを持つ芸術的な家庭で育ち、クリエイティブな才能を伸ばしました。デザインと企業経営を学んだのち、家族が経営する会社、クレアシオネス・スアイ(Creaciones Suay)に入社しました。30年以上にわたり礼服やコムニオン(聖体拝領)用のフォーマルウェアを手がけているこの会社で、クリエイティブ・ディレクターとして24人のチームを率いています。
現在、フォーマルウェアと既製服の2つのラインを手がけています。いずれも、デザインをひとつの芸術形式として、また表現の手段としてとらえるミケル・スアイの考え方に合致しています。
レディス・フォーマルウェアは、結婚式やパーティー、コムニオン(初聖体拝受式)のための服が取り揃えられ、しっかりとしたデザインと丁寧な仕立てにより、ブライダルウェアでは一流ブランドとなっています。独自のラインだけでなく、デボタ・アンド・ロンバ(Devota & Lomba)やフランシス・モンテシーノス(Francis Montesinos)、そしてサンブリーン(Cymbeline)のブライダルウェア、さらにアガタ・ルイス・デ・ラ・プラダ(Ágatha Ruiz de la Prada)とハビエル・ララインサー(Javier Larrainzar)のコムニオン用のウェアを生産するライセンスを持っています。
さらに、スペインで最も斬新な新郎の衣装も手がけており、デボタ・アンド・ロンバとドゥヨス(Duyos)のデザインを担当しています。
また、大胆な男性用シューズコレクションやさりげないエレガンスが光る髪飾りなど、アクセサリーのラインナップも、ミケル・スアイの個性的なスタイルに貢献しています。
ミケル・スアイのメンズとレディスの既製服は、クラシカルなスタイルに挑戦しつつも、センシュアルで洗練されており、ニューエイジ・ファブリックやアシンメトリーな組み合わせを駆使しています。
1999年に、バレンシアで第1号店を設け、現在、ハティバとガンディアのほか、バレンシア第2号店を抱えています。輸出率は31%で、ポルトガルやドイツ、イタリア、ロシア、トルコ、中国の150ヵ所で販売されています。また、マドリードに広報宣伝用のショールームを構えています。
ミケル・スアイのコレクションは、『ヴォーグ』や『コレツィオーニ・ウオモ』、『テルバ』、『エル』、『エスクワイア』、『ネオ2』といった雑誌で頻繁に取り上げられています。
また、「バレンシア・ファッションウィーク」、「マドリード・ノビアス」、「080バルセロナ・ファッション」、「ザ・ブランダリー」、「中国(大連)国際服飾紡織品博覧会(CIGF)」のヨーロッパのデザイナーのショーなどでコレクションを披露しています。ほかにも、「CPMコレクション」(モスクワ)、「テント・ショールーム」(パリ)、「グッファンティ・ショールーム」(ミラノ)、「モーダテックス」(ドイツ)、「CISMEF 」(中国・広州)などにも参加しています。
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