
ミゲル・パラシオ(Miguel Palacio)は、1989年、フェルナンド・レモニィエス(Fernando Lemoniez)とともにパラシオ&レモニィエス(Palacio & Lemoniez)ブランドを立ち上げ、1991年から1998年まで、シベレス(マドリードコレクション)でコレクションを発表していました。
1995年、ミゲル・パラシオはパリへ移住し、評判の高いフランスのファッション業界で働きながら、国際的なコンセプトとスタイルを開発してゆきます。この間、彼はファッション界の知識を幅広く身につけるとともに、アメリカ(バーニーズ ニューヨーク、バーグドルフ・グッドマンなど)、日本、香港、クウェートなどの国々や、モナコのキャロライン王女、エアリエル・デ・ロスチャイルドなど主要クライアントとのビジネスの繋がりを築き上げました。
2000年にミゲル・パラシオは、思い切って自身のブランドを立ち上げ、2001年2月からはシベレスでコレクションを発表し続けています。ここでは、モダンでエレガント、魅惑的で、クオリティーを重視する女性という彼の作品のコンセプトが大評判となりました。
それ以降、彼は数多くの賞を受賞し、称賛されてきました。2002年には、最高のスペイン人デザイナーに贈られる名誉あるテルバT賞を受賞します。また同年には、多国籍企業であるプロノビアス(Pronovias)社とともにミゲル・パラシオ・ブライダルウェア(Miguel Palacio Bridal Wear)のラインを立ち上げました。そして2003年に「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」としてマリ・クレール・ファッション賞を受賞しました。
2007年6月には、2008サラゴサ万博のスペインパビリオン用ユニフォームのデザインのコンペティションで勝利しました。そして2008年9月、彼は初のシューズのコレクションを立ち上げ、さらに2009年には新たに小物類のラインを完成させました。2010年2月には、シベレス(マドリード・ファッションウィーク)における最高の秋冬コレクションとして認められ、名誉あるロレアル賞を受賞しました。
彼が賞を獲得したコレクションは、クラシックで複雑なエレガンスをたたえており、控えめでありながらミステリアスです。ミゲル・パラシオは、マドリードのモンテ・エスキンサ(Monte Esquinza)通り24番地にある自身のアトリエにおいて、オーダーメイドのウェアともに、ブライダルウェアのデザインおよび製作も手がけています。2010年には、マドリードのドン・ラモン通り(Calle Don Ramón)10番地に第1号店をオープンして新たな局面を迎えます。この新しいショップには、バッグ、ベルト、シューズなど、彼が手がける小物類の世界も広がることになっています。