ホセ・ラモン・ロカベルト(Jose Ramón Rocabert)は、自らのプレタポルテコレクションを手がける前に、財産とも言える多くの貴重な経験を重ねてきました。スペインを代表するファッション界の大御所の元で鍛錬を重ね、成功への道を切り開き、アマヤ・アルズアーガ(Amaya Arzuaga)のクリエイティブ・アドバイザーや、ロッキング・ショッキング(Locking Shocking)とのコラボレーションを行いました。
マドリード工芸大学のファッションデザインコースを終えた後、オリジナルのアクセサリー・ライン「Malagüero」の制作・販売を始めました。
彼の企業ロカベルト(ROCABERT)社は2002年3月に設立され、同年9月に開催された第3回バルセロナ・サーキットでデビューを果たしました。2003年春夏コレクションでは、優れたパターンデザインの技術力を見せつけました。
2003年2月、ロカベルトはバルセロナ・サーキットにおいて、2回目のコレクションとなる03/04年秋冬コレクションを発表すると同時に、850本限定のフレグランス「ロカベルトフルードa# 1」(ROCABERT FLUID a# 1)を発表しました。
2003年6月、ロカベルトは、マドリード王立ソフィア・アート・ギャラリーにて開催された『スペインファッションの鏡の裏で』(Behind the Mirror of Spanish fashion)と題された展覧会とカタログに参加しました。2003年10月には権威あるパリの展示会、オルテンシア・デ・フッテンにて初の海外進出を果たしました。
2004年9月には、マドリードコレクションへデビュー。この記念すべき舞台で、彼は『一目惚れ』(Love at first sight)と題した2005年春夏コレクションを発表しました。マドリードコレクションにおいて、彼のコレクションは常に期待されています。
伝統を重んじる一方で、勇敢な冒険者であるロカベルト。彼自身がモダンクラシックそのものです。官能性と可憐さ、思慮深さと大胆不敵さ、純粋と複雑、彼はこうした矛盾を恐れることなく全て一つに包み込むのです。