マスカロは、高級靴の産地であるメノルカ島に拠点をおき、創立の精神に忠実に、毎シーズン、コレクションのクラフトとクオリティを決しておろそかにすることなく、常に発展を続けてきました。1918年の創立以来、製造工程に最新テクノロジーを導入し、コレクションの高度なデザイン構成と、国際化への重要な足がかりのために尽力し、時代に応じて成長してきたのです。
いまやマスカロは単なるビジネスモデルという存在ではありません。世界中の女性にとって、「他人とは異なること」と「洗練されていること」を象徴するブランドなのです。1950年代、マスカロ家の二代目によって、この企業は、ハンドメイドのバレエシューズメーカーから、クオリティとデザイナーズシューズのビジネスに照準を合わせた、将来性のある現代企業へと、大きな転換をしました。そして、現在、経営の指揮を執る三代目は、国際戦略の責を担っています。
現在、マスカログループは、250人を超える従業員を雇用し、マスカロ、ウルスラ・マスカロ、プリティ・バレリーナスの3つのブランドを展開しています。年間50万足を製造し、そのうち60%を輸出しています。
マスカロは、厳選された商業地区に展開される78の直営店や5000以上のセレクトショップを通じて、エレガントで洗練された現代女性と直接コンタクトしてきました。スペイン国内では、マドリード、バルセロナ、バレンシアなどの主要都市にショップを持ち、海外では、パリ、ニューヨーク、ロンドン、ロサンゼルス、カンヌ、モンテカルロ、台湾など主要ファッション都市に販売拠点を持っています。
こうした海外戦略の成功は、商品のクオリティの高さに加え、世界で開催される靴の主要見本市へ、経営陣を送りこむといった賢明な方針によるものです。そして、スペイン、フランス、ドイツ、台湾、アイルランド、イギリス、そしてオーストラリアにおけるショールームの素晴らしい働きが、マスカロの国際的な高い評価を決定づけたのです。