
ララインサー(Larrainzar)はマドリードに生まれ、スペインとドイツで子供時代を過ごしました。父親から、ファッションへの情熱とあらゆるクリエーションに対する強い思いと努力を受け継ぎながらも、ララインサー独自のデザインスタイルを確立してきました。
彼はイタリアとアメリカで修行を積みました。ミラノのマランゴーニ研究所(Istitute Marangoni)を卒業し、ドムス(Domus)の大学院コースで学びました。それから、有名デザイナー、オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar de la Renta)のもとで3年間働くためにニューヨークへ渡りました。そこで、このスペイン系アメリカ人デザイナーのパリでの最初の4回のファッションショーのためのコレクションを創りあげました。
ハビエル・ララインサーは1992年、自分の創造エネルギーを、自身のオートクチュールスタジオをオープンすることに注ぐため、マドリードへ戻ります。そしてスペイン市場における彼の存在を確固たるものにしました。1993年、マドリードコレクション(シベレス)で初コレクションの発表を行いました。以来、マドリードでのコレクション発表は欠かしたことがありません。
1996年、マドリードのサラマンカ地区にブティックをオープンし、2002年には、マドリードのカスティリャーナ通りにある百貨店エル・コルテ・イングレス内にハビエル・ララインサーブティックをオープンしました。その後、バレンシアおよびマドリードのセラーノ地区、サンチナーロ地区でもショップオープンします。同時に、ワシントンや、リスボン万博におけるスペインパビリオンのファッションショー、テルアビブ(イスラエル)など、多くのファッションショーに参加しました。
ララインサーは自ら、自分の企業のデザイン、マーケティング、そしてビジネスの分野で仕事をしています。活動分野をファッションコレクションに限っていないのです。自分の商品ラインを、自社のテキスタイルで作るブランド、フランク・サラビア(Franc Sarabia)のためのハビエル・ララインサー・ブライダルウエアや、ボデガス・ムーガ(Bodegas Muga)のための「パーティー・ドレス」のデザイン、1998年のバロハ・レゼルバの「ハビエル・ララインサー限定ワイン」など初めてのワインビジネスへ進出するなど多角化、拡大させています。ララインサーはまた、ビジュアル・グローバル(Visual Global)社のために、初めてサングラスとアイウエアのコレクションをデザインし、2003年、エキスポ・オプティカ(アイウエア博)にて発表されました。彼は現在、ハンドバッグコレクションの制作に力を注いでいます。