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デザイナー
  • プロフィール

    イオン・フィスは1978年、ビルバオのファッション一家に生まれました。祖母はドレスメーカー、叔父はテイラーという家庭に生まれた彼が、ファッションデザインの世界に飛び込んだとき、誰も驚くものはいませんでした。

    イオンは、17歳のとき、ビルバオのバスク・ファッションスクールでファッションデザインを始め、そこで成功を収めます。その後、インダストリアル・パターン・カッティング、シルクスクリーンプリントのコースを経て、サン・セバスチャンの、権威あるバレンシアガのセミナーに参加しました。

    申し分ない経歴を持つイオンにとって、いくつかの会社でファッションデザイナーとしての仕事を得るのは大きな問題ではありませんでした。彼は2002年まで、ビスカヤ自治州政府から、コレクションの制作費の援助を受けていました。自身のコレクションで、バルセロナのサーキット・コレクションへの参加を果たします。このバルセロナでのファッションショーを皮切りに、次々と成功への扉が開いてゆくことになります。彼自身のブランドをマドリードから発信するために販売・プレスのエージェントをふたつ持っています。

    しかし彼は月並みなデザイナーではありません。2003年、ファーストラインに比べて若者向けで、手頃な値段に設定したセカンドライン「Bシリーズ(B Series)」 を立ち上げます。イオンのプロとしての成功は、マヌエル・ペルテガス(Manuel Pertegaz) の眼に留まり、2003年、ペルテガスの若い女性向けのレディスコレクションのデザインを手がけ、さらにザラ・アンド・ボナベンチャー社 (Zara and Bonaventure) のデザイナーとして働くことになりました。2004年には、ファッションデザインの最優秀新人に与えられるマリ・クレール賞を受賞し、同年2月、シベレスコレクションではベスト・コレクションに贈られるロレアル・パリ賞を受賞しました。

    現在、イオンはシベレスコレクションなどで発表し、スペイン国内だけでなく、ヨーロッパ全土と日本で販売されています。ビルバオとマドリードには直営店を持っています。

    彼のスタイルと哲学は、とても洗練されています。彼は女性を、モダンで、真にエレガントに見せたいと願っています。なぜなら、たとえモダンな洋服を身につけなくても、モダンであることは可能です。モダニティ(現代性)というものは、すべてパーソナリティー、つまりエレガントであることや、人生に対して正しい姿勢を持つこと、といった人格の問題なのですから。