
バルセロナ生まれのリディア・デルガード(Lydia Delgado)は、バルセロナのリセウ劇場のバレリーナとして舞踊界に足を踏み入れましたが、独自のジュエリーやウェアを創り上げたいという情熱が湧き、ファッション界に進出しました。デザイナーのアントニオ・ミロ(Antonio Miró)との出会いをきっかけに、リディアは彼のアトリエで働く機会を得ました。
1987年、彼女はバルセロナの中心地、ミネルバ通り(Calle Minerva)に自分のアトリエをオープンしました。その後、1992年には、自らのショップをオープンすると同時に、バルセロナコレクション(ガウディ)においてファーストコレクションを発表しました。2006年以降、彼女のコレクションは、シベレス(マドリード・ファッションウィーク)で発表されています。
彼女のファーストコレクションでは高級なクチュール作品が目を引きました。根気よく気持ちをこめて創り上げられており、絶えず芸術的な表現を探求していることが表れています。
1998年、リディア・デルガードはプレタポルテのラインを立ち上げましたが、ここでも丹念な作業と完ぺきを求める姿勢に変わりはありません。これらのウェアは大胆な組み合わせを提案している一方で、ちょっとしたアイロニーも忘れてはいません。
2001年、リディアはペドラルベス宮殿において初のブライダルウェアコレクションを発表しました。フォルムやディテールに彼女の特色が表れるアヴァンギャルドな作品でありながら、コントラストをなす色づかいやいたずらっぽい雰囲気などで驚きをもたらしてくれました。その1年後には、プロノビアス(Pronovias)社とのライセンス契約を結び、リディア・デルガードのブライダルウェアコレクションがプロノビアスで販売されるようになりました。
2004年には、マドリードの中心部、サラマンカ地区にリディア・デルガードのショップがオープンしました。
彼女のコレクションは150を超える高級ショップで取り扱われています。彼女はスペイン国内のマーケットのみならず、日本、韓国、アメリカ、カナダ、ロシア、フランス、イギリス、イタリア、ドイツ、アラブ首長国連邦、サウジアラビアなどのファッション界でも卓越した地位を確立しています。