
バシ(Basi)ファミリーがアパレルの世界に足を踏み入れたのは、ニットウェア専門の工房を初めてバルセロナに立ち上げた1940年代前半のことです。それから徐々に事業は勢いを増していき、1986年にアルマンド・バシ(Armand Basi)社が生まれました。流行の先端を走るデザインと品質を特徴としており、はっきりと海外志向を持った会社です。その同じ年、バルセロナで初めてファッションショーに参加しました。
1970年代、バシ・ファミリーのメンバーであるフステ・デ・ニン(Juste de Nin)がアルマンド・バシに加わり、数年後にはクリエイティブ・ディレクターの役割を任されるようになりました。1987年、アルマンド・バシは現在の工場をバダロナに立ち上げました。この工場には、より大規模な技術インフラが備わっており、これによって革新的なニットウェアを常に追求できるようになっています。
1994年以降、アルマンド・バシはスペイン、イギリス、ベルギー、オランダ、アメリカ、カナダ、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、フランス、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、ロシア、アラブ首長国連邦、ドミニカ共和国、シンガポール、そして台湾で事業を展開しています。1995年5月には、ロンドン第1号店をオープンし、これに続いて、スペイン国内のバルセロナ、マドリード、バレンシア、ビルバオ、プエルト・バヌース、およびビーゴに、さらにドバイや、数々の国際空港にもショップをオープンしました。
1998年はアルマンド・バシにとって大きな進歩の年でした。新しいショップをスペインおよび海外にオープンするとともに、「ショップインショップ」の販売システムを拡大したからです。この年以降、アルマンド・バシは、年2回パリにおいて、プレタポルテのメンズウェアのカテゴリーでコレクションを発表しています。
1999年以降、アルマンド・バシは多角化を開始し、アルマンド・バシ・メンおよびアルマンド・バシ・レディスを発売してフレグランス市場に参入しました。さらに、アイウェア、ベルト、ジュエリー、ウォッチ、そしてシューズなどのコレクションも拡充しました。2005年には、ロシアに第1号店をオープンしました。
現在、アルマンド・バシは、才能溢れるクリエイティブ・ディレクター、フステ・デ・ニンのおかげで、引き続き海外への事業拡大を進めています。また、二人の若きクリエーター、マーカス・ルプファー(Markus Lupfer)とジョセップ・アブリル(Josep Abril)も加わり、レディスウェア、メンズウェアのコレクションのデザインチームをそれぞれ率いています。このブランドのコレクションは活動的で、自分をしっかり持っている都会的な男性・女性、教養豊かで感受性が強く、際立った個性を持つ人々をターゲットにしています。
アルマンド・バシ企業特集 クリエイティブ・ディレクター、フステ・デ・ニンのインタビュー