El Corte Inglés department store.



スペインの旗艦百貨店エル・コルテ・イングレスの優れた流通モデル

2005年2月22日

スペインのトップ小売企業エル・コルテ・イングレスが全米小売業連盟賞を受賞

全米小売業界の最大組織である全米小売業連盟は、1月18日、エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)を2004年度国際小売業賞に選出し、エル・コルテ・イングレス会長であるイシドロ・アルバレス(Isidoro Álvarez)がその受賞の栄誉に浴しました。

ヨーロッパの大手小売企業は、全米小売業連盟に加盟しており、その年次総会でこの賞が決定されました。エル・コルテ・イングレス会長は、2001年にポルトガルの首都リスボンに海外一号店をオープンして始まったグローバルな事業拡大について、来年には、ポルトガル北部、ポルト近郊のヴィラノヴァ・デ・ガイアに次のショップをオープンする予定であると語りました。エル・コルテ・イングレス社は、スペイン老舗百貨店となるための次なるステップとして、ポルトガル市場への参入を視野に入れています。

エル・コルテ・イングレスグループは、1935年、創業者ラモン・アレセス(Ramón Areces)がマドリードの中心にエル・コルテ・イングレスという名のショップをオープンし、創立されました。その小さなテイラーおよび子供服の店は、後に一大ビジネスグループへと成長を続け、2003年のスペイン国内収益は34億4000万ユーロに達しました。

現在エル・コルテ・イングレスはスペイン国内およびポルトガルに80店舗を有し、72,000人以上の従業員が働いています。同社の年間収益は150億ユーロに迫る勢いで、年間純利益は6億ユーロに達します。エル・コルテ・イングレスの製造部門の中心はインドゥイコ(Induyco)で、その2003年の総売上高は5億2,316万ユーロ、純利600万ユーロとなっています。インドゥイコは、またティントレット(Tintoretto)、シンテシス(Síntesis)そしてアミティエ(Amitié)などの異なるファッション企業を持っています。

メンズウェア、レディスウェア、子供服、そして小物のチェーン店として最近設立されたエスフェラ(Sfera)もこのグループ企業の一員です。その都会的なカジュアルウェアは、マンゴやザラなどのブランドが大成功を収めている分野にかなり食い込んできています。またこの百貨店エル・コルテ・イングレスは、2004年、二大スペインファッションチェーンであるコルテフィエル社のウーマンズ・シークレット(Women’s Secret)とインディテックス社のオイショ(Oysho)と競合する、新しいランジェリーブランド、エンファシス(Énfasis)を立ち上げました。

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